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(回答先: 大分教員採用汚職 由布市教育長を逮捕 県警 金券100万円受領容疑(西日本新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 7 月 05 日 13:08:42)
『国会議員秘書も依頼』 教員採用汚職 口利き半ば公然(東京新聞)
2008年7月12日 朝刊
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件に関連して、採用を担当した経験のある県教委の元幹部が十一日、共同通信の取材に応じ「県議らからの採用の口利きは、少なくとも十年以上前から半ば公然と行われ、国会議員の秘書からも依頼があった」と証言した。
教員採用で複数の県議の関与が指摘される中、国会議員秘書からの依頼も含めて口利きが長年にわたって行われていたことが明らかになり、大分県教委の採用に絡む不正は、さらに波紋を広げそうだ。
証言したのは、義務教育課の前身の教職員第一課や、
さらに上で要職を歴任し退職した元幹部。
収賄容疑で逮捕された元教育審議監二宮政人容疑者(61)や、同容疑で再逮捕された義務教育課参事江藤勝由容疑者(52)とも面識があった。
元幹部は教職員第一課に勤めていた約十年前の話として「複数の県議や国会議員の秘書らから『採用試験を受ける知人がいる。配慮してくれないか』などと依頼があった。課を直接訪れ、ほかの職員のいる前で頼む人もいた」と証言。
金品授受に関しては「自分が担当になる前は受け取る人もいたようだ。わたしの着任の際も『お祝い』などの名目で贈り物が届いたが、すべて送り返し、一切の依頼を断った」と自らの関与を否定。「断り続けているうちに依頼もなくなったので、その後、口利きはなくなったと思っていた」と話している。
「組織的と言われても反論できない」
大分県の教員採用汚職事件で、県教育委員会の小矢文則教育長は十一日記者会見し、事件について「組織的と言われても反論できない。教育する側がこういうことをして、子どもたちにどう説明したらいいのか。心からおわびする」と謝罪した。
県教委は同日付で、贈賄罪で五日に起訴された小学校校長浅利幾美被告(52)=同県佐伯市常盤西町=を懲戒免職処分にすることを決めた。
県教委という組織に問題があるのではないかとの指摘に対し、小矢教育長は「幹部が相次いで逮捕されており、個人の問題とは言えない」とし、調査と改革のための内部組織をつくる考えを明らかにした。
自身が金品を受け取ったり口利きを依頼されたりしたことはないと明確に否定し「不正のうわさを聞いたこともなかった」と述べた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008071202000093.html