★阿修羅♪ > 日本の事件28 > 368.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 大分県教委汚職で5人逮捕、管理職任用試験にも疑惑(読売新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 7 月 06 日 12:01:08)
大分県教委の教員採用汚職:審議監が昇進便宜、市教委訪れ打診 20万円受領
(毎日新聞)
大分県の教員採用汚職事件で、県教委の幹部が昨年末と今年3月の計2回、当時佐伯市の小・中学校長だった県教委参事、矢野哲郎容疑者(52)=贈賄容疑で再逮捕=を、県教委参事へ昇任させる打診を市教委にしていたことが分かった。この幹部は県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)とみられる。富松審議監は毎日新聞の取材に、矢野容疑者から今年3月、昇進に際して金券20万円を受け取ったことを認めており、実際に便宜を図った疑いが浮上した。
佐伯市の武田隆博・教育長が11日の定例会見で、打診された事実を明らかにした。
武田教育長の説明などによると、1回目の時に富松審議監は参事級のポストが空くことを告げ「校長経験者で指導力のある人」という条件を提示し、市内の離島の小・中学校長だった矢野容疑者の名前を挙げたという。
この際、武田教育長は「他にもふさわしい人がいるのではないか」と伝えたという。ただ、市内には校長級で指導主事の経験のある人物は矢野容疑者を含め3人しかおらず、結局「彼しかいないのかな」と打診を了承したという。県教委の審議監が出向いてまで参事ポストの人事を打診したことについて、武田教育長は「不審に思った」という。矢野容疑者は今年4月1日付で県教委義務教育課参事に昇進した。
◇教育長、「組織的」認め謝罪
県教委の小矢文則教育長らは11日、会見し「参事や元審議監が逮捕されており、属人的な問題では済まされず、組織的と言われても反論できない」と改めて謝罪した。
小矢教育長は自らの関与について「(不正の)うわさも聞いたことはない」と否定しつつ、自身の責任について「誰よりも一番責任が大きいと思う」と述べた。子どもたちについては「今回の事件をどう説明するか、つらいものがあると思う。なんと説明すればいいか分からない」と述べた。また贈賄罪で起訴された佐伯市立小学校長、浅利幾美被告(52)の懲戒免職処分を発表した。事件での処分は初。【小畑英介】
毎日新聞 2008年7月12日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080712ddm001040120000c.html