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国交省職員、官舎に“大麻部屋”…鉢植え55本や種(読売新聞)
国土交通省近畿地方整備局職員が自宅官舎で大麻草を栽培していたとして、近畿厚生局麻薬取締部は9日、同整備局大戸川ダム工事事務所主任の藤田健司容疑者(43)(大津市一里山)を大麻取締法違反(栽培)容疑で現行犯逮捕した。
藤田容疑者は「約2年前から栽培し、2回収穫して紙に巻いて吸った」と供述しているといい、同取締部は日常的に使用していたとみて調べる。
発表によると、別の大麻事件の捜査で容疑が浮上し、同取締部が9日午前、一戸建て官舎の藤田容疑者宅を捜索したところ、鉢植えにした高さ20〜60センチの大麻草55本と種十数粒が見つかった。藤田容疑者はインターネットなどを通じて種を入手し、1部屋を栽培専用に使っていたという。
動機について、藤田容疑者は「大麻に関する本を読み、幻覚を感じることに興味を覚えた」と話しているという。近畿地方整備局によると、藤田容疑者は1990年4月に採用され、2005年4月から同工事事務所でダムの用地買収に携わっていた。
(2008年7月9日13時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080709-OYT1T00423.htm