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北方事件に続いて「DNA鑑定」が証拠不採用になった。控訴審がどうなるのか未定だが、少なくともDNA鑑定が絶対でないことはもっと強調されるべきでないか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
質店強盗殺人で無罪=指紋や足跡、決め手とならず−神戸地裁2008年6月30日(月)15:31
神戸市中央区で2005年10月、質店店主中島実さん=当時(66)=が殺害された事件で、強盗殺人罪に問われた電気工緒方秀彦被告(49)に対する判決が30日、神戸地裁であった。岡田信裁判長は「被告を犯人とするには合理的な疑いが残る」として、無罪(求刑無期懲役)を言い渡した。
緒方被告は捜査段階から否認。質店内の現場には被告の指紋や土足の足跡が残され、公判では付近で被告を見たとする証言の信用性も争われた。
同被告は「(事件前に)近くで被害者に声を掛けられ、防犯カメラが設置できるか聞かれて招き入れられた。室内を点検し、ビールを飲みながら話をしていた」と主張。指紋などはこの際のものとする説明について、同裁判長は「中核部分で一貫し、これに沿う客観的事実もあり、一概に排斥できない」とした。
また、室内の灰皿に被告とDNA型や血液型が一致するたばこ12本の吸い殻があった点も「被告が吸った可能性が高いが、犯人とした場合、わざわざ証拠を残す行為で、容易に想定し難い」と述べた。
目撃証言については、目撃者が多くの写真から被告を選んだのが事件から約1年10カ月後だったことなどを指摘。「印象に基づく感覚的、主観的判断の側面が強く、採用できない」とした。
[時事通信社]
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-080630X760.html?C