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(http://www.asahi.com/international/update/0615/TKY200806140339.html)
イランで誘拐の学生、中村聡志さん解放 電話で無事確認
2008年6月15日3時27分
(写真省略)
ガンジス川で髪をそった直後の中村聡志さん=インドのバナーレス、07年8月、丸尾英史さん撮影
【テヘラン=吉武祐】在イラン日本大使館によると、イラン政府が14日、同国南東部を旅行中に麻薬密輸組織に誘拐された横浜国立大生、中村聡志さん(23)が解放されたと同大使館に連絡した。大使館員が直接電話で中村さん本人と話し、元気な様子だったという。
イラン国営通信などは同日、同国のモフセニエジェイ情報相の話として、中村さんの解放を報じた。中村さんは約8カ月ぶりに拘束生活から脱したことになる。
同情報相は「情報機関と司法部門の連携により、(犯行グループの)主要な分子は逮捕された」と述べた。
犯行グループ「シャフバフシュ」は収監中の仲間の釈放を求めていたとされるが、イラン政府は麻薬絡みの犯罪に厳しい態度で臨み、事件は長期化していた。
中村さんは昨年10月7日、ケルマン州の古都バムに滞在中、宿泊施設から外出した際に連れ去られたとみられる。
犯行グループは中村さんを連れてシスタン・バルチスタン州の山岳地帯に入った後、アフガニスタン産麻薬の密輸拠点であるイランとパキスタン、アフガニスタンとの国境地域を移動していたとみられる。
犯行グループは治安当局に圧力をかけるため、バム近郊のイスラム教指導者を新たに人質に取っていたが、情報相は、中村さんと同時に解放されたと明らかにした。
日本は事件発生以来、小野寺五典外務副大臣らがテヘランを訪れ、モッタキ外相や治安部門の高官に早期解決を要請していた。