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加藤容疑者「勝ち組はみんな死ねばいい」(日刊スポーツ)
秋葉原の無差別殺傷事件当日の8日早朝から正午すぎにかけ、インターネットの携帯電話サイトの掲示板に「秋葉原で人を殺します」など具体的な犯行計画を予告する書き込みがあったことが9日、分かった。凶器のナイフ購入やレンタカー契約の経緯などを克明に記し、「勝ち組はみんな死ねばいい」と書き込んだ別の掲示板の内容も明らかになった。
内容や時間経過は実際の事件とほぼ符合。殺人未遂の現行犯で逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25=静岡県裾野市)は調べに対し、携帯サイトへの犯行予告を認めたことが判明しており、警視庁万世橋署捜査本部が関連を捜査している。
8日の書き込みは、午前5時21分の「秋葉原で人を殺します」でスタート。「途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな」などと続き、6時31分には「時間だ 出かけよう」と続く。
書き込みはその後「神奈川入って休憩」(9時48分)、「秋葉原ついた」「今日は歩行者天国だよね?」(11時45分)と頻繁に続き、午後0時10分、「時間です」と結んだ。事件は午後0時半ごろ発生した。
もう1つの掲示板では事件数日前から前日まで約3000件の書き込み内容が判明。社会に敵意を募らせ、無差別大量殺人を計画する過程や、事件前日に秋葉原へ犯行資金の調達に向かったことも記されている。
3日午前には「みんなに馬鹿にされてるから車でひけばいいのか」と事件を予感させる書き込みが。その後「高校出てから8年、負けっぱなしの人生」など挫折感を吐露し、4日夕には、茨城県土浦市の8人死傷事件にも触れた。
転機は5日朝。「作業場に行ったらツナギが無かった 辞めろってか わかったよ」。自分の作業服が見当たらなかった加藤容疑者は激高して帰宅。無差別殺人の計画が一気に具体性を帯びる。
翌6日朝から、新幹線と在来線を乗り継ぎ、福井県で「ナイフを5本買ってきました」。「お金をつくりに行く」と、事件前日の7日は朝から秋葉原に向かい、「ソフト」を売却。夕方には静岡県沼津市の営業所で引っ越しを口実にトラックを契約し「騙(だま)すのには慣れてる 悪いね、店員さん」と書き込んだ。
加藤容疑者とみられる人物は書き込みで、成績優秀だった自分の小中学校時代を、親に「『いい子』を演じさせられてた」と振り返り、「勝ち組はみんな死ねばいい」と不満をむき出しにしている。
[2008年6月9日22時43分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080609-370296.html