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(回答先: 調査捕鯨船から鯨肉「持ち帰り」 グリーンピースが乗組員を告発へ(中日新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 5 月 16 日 00:20:26)
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014598971000.html#
「グリーンピース・ジャパン」によりますと、日本の調査捕鯨船「日新丸」が先月15日に南極海での調査捕鯨から東京港に戻った際、日新丸の乗組員が自宅に送った段ボール箱の中に「畝須(うねす)」と呼ばれるクジラの肉23キロ余りが入っていることを確認したということです。グリーンピース・ジャパンでは、ほかにも乗組員がクジラの肉を自宅などに送った可能性があるとしています。
調査捕鯨は、水産庁の許可を受けて財団法人の日本鯨類研究所が東京の船舶会社「共同船舶」から船や乗組員を借りる形で行われています。
グリーンピース・ジャパンは、乗組員の行為は業務上横領に当たるとして15日、東京地方検察庁に告発状を提出するとともに、農林水産省などに対しても日本鯨類研究所や共同船舶による調査捕鯨の停止を求めています。これについて水産庁は、関係者から話を聞いて事実関係を確認することにしています。
ところで、今回の告発にあたってグリーンピース・ジャパンは、乗組員が送ったとみられる宅配便の荷物の1つを本人に連絡しないまま運送会社の配送所から持ち出し、中を開けたということです。この行為についてグリーンピース・ジャパンの弁護士は「証拠品であるうえ、不当な利益を得る意思もなく、違法性を免れることができると考えている」と話しました。
一方、宅配便を取り扱った業者は「事実関係を詳しく調査したい」と話しています。
日本鯨類研究所の石川創調査部次長は「乗組員に対し土産として鯨の肉を配る習慣は古くから続くもので、国からも『問題はない』と言われている。土産として渡す鯨は1人当たり10キロ足らずにすぎず、数百キロのまとまった肉を横流しすることなど不可能だ。土産以外の、市場に流通させる肉については厳重に管理しているうえ、船の中は狭いため、個人で大量の肉を保管できるスペースなどない。また、土産として配った鯨肉についても、市場に流さないよう乗組員には文書で通達している」と説明しています。