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(回答先: <朝日襲撃事件>「指示役」男性が週刊新潮に抗議 投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2009 年 2 月 24 日 16:16:31)
2月24日8時5分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000134-san-soci
昭和62年5月に朝日新聞阪神支局(兵庫県西宮市)が襲撃され記者2人が死傷した事件をめぐり、「週刊新潮」(新潮社)が2月5日号から4回連載した記事について、朝日新聞は23日付朝刊で実行犯を名乗る男性の手記の内容を検証し、「真実性はない」「虚言」と断定する記事を掲載した。週刊新潮は、産経新聞の取材に「手記で『秘密の暴露』『物証』を提示しており、後は捜査当局の判断を待つだけ」などとコメントしている。
朝日は1面に「『真実性なし』と判断」との見出しの記事のほか、「虚言そのまま掲載」とのタイトルで1ページ全面を使った詳報を掲載。新潮社が「実行犯の証言」とした内容について、捜査本部が発表した情報や現場にいた記者の証言などと比較した上で「そのすべてにおいて、証言は客観的事実と違っていた」と結論付けた。
検証記事によると、朝日新聞が行った面会取材で男性が「(殺害された)小尻知博記者が狙いだった」などと話したのに、連載では「朝日新聞を狙え」と頼まれ、金目的だったと変遷していると指摘。そのほか阪神支局襲撃の際の服装や状況、静岡支局爆破未遂事件(昭和63年3月)で使われた時限爆弾の成分など、証言には事実と異なる点が多いとしている。
朝日新聞は産経新聞の取材に、「週刊新潮の記事は読者をいたずらに混乱させるもので誠に遺憾。ジャーナリズムのあり方が問われる問題で、新潮社への対応を検討している」などと文書で回答。新潮社は「検証記事は、例えば最も重要な襲撃現場の状況について、当時の記者の記憶で『再現』したものと異なる証言だから事実ではない、と決めつけたりしている」と反論した。
一方、新潮の連載について複数の警察幹部は「事実と認定できる新しいものはない」「男性が捜査線上に浮かんだことはない」などと、当初から記事の信憑(しんぴよう)性に疑問を呈していた。
事件報道に詳しいジャーナリストの大谷昭宏氏は「新潮の記事は根拠があいまい」とした上で、「時効といえども“犯人”が出てくれば、物証を提出するなど捜査機関を動かすことが報道機関としての責務だ。遺族への配慮もあり、『書きっぱなし』は許されない」と話している。