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(回答先: NHK福岡放送局玄関で爆発=現場にボンベ、ポリ容器−防犯カメラに不審な男 投稿者 スタン反戦 日時 2009 年 2 月 23 日 05:12:51)
2月22日20時47分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090222-00000020-maip-soci
22日午後5時40分ごろ、福岡市中央区六本松1のNHK福岡放送局の警備員から「爆発音がして煙が玄関ホールに充満している」と110番があった。福岡県警中央署員らが駆け付けると、卓上コンロのカセットボンベが破裂して散乱し、東玄関ドア近くに液体の入ったポリタンクが残っていた。天井が破損したが、けが人はなかった。同署は現住建造物等放火未遂容疑で捜査している。
防犯カメラに爆発直前、ニット帽にサングラス、白いマスクをした黒い上着の若い男が東玄関から入ってバッグを置き、別の玄関から立ち去った様子が映っているといい、同署が関連を調べている。
同署によると、不審物が爆発したのは同5時28分ごろ。ポリタンクは5〜6リットル入りの大きさで、つぎ口にこより状の長い布が導火線のように差し入れられ一部焦げていた。タンクの下に手提げバッグの残骸(ざんがい)があった。二重ドアになっている東玄関の外側と内側ドアの間に置かれていた。ガソリンのようなにおいがしたといい、タンクに残っていた内容物の分析を進める。
同放送局広報によると「ボン」と爆発音が聞こえ火災報知機が作動。正面玄関近くの警備員や職員数人が駆け付けたところ、1階ホールに灰色の煙が立ちこめていたという。当時、報道や番組編集など50〜60人が勤務。永徳一成・広報副部長は「3階まで音が聞こえた」と話した。1階正面玄関受付に女性職員2人がいたが、爆発音を聞いてとっさに受付カウンター下に身を隠したという。
同放送局は6階建てで、1階出入り口は正面と東西の3カ所。いずれも防犯カメラが設置されている。西側は職員通用口で、正面と東側の2カ所を見学客らが利用しており、午前9時〜午後6時半まで出入り可能という。
同局では97年9月、1階正面玄関から入って来た男が床に灯油のようなものをまいて火をつけ、器物損壊などの容疑で現行犯逮捕される事件があった。
永徳副部長は「事前の爆破予告や脅迫めいた電話などは全くなかった」と話した。
【門田陽介、島田信幸】