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http://netallica.yahoo.co.jp/news/64443
「派遣切り」や正社員の「早期退職」など、連日のように企業のリストラが報じられているが、「努力すれば何とかなる」と豪語するのは、群馬県内の工場で勤務しながらシングル曲「また、派遣」を自主制作した派遣労働者シンガー、叉葉賢(または・けん)さん(39)。「いくら不況でも求人はゼロではない。選ばなければ仕事はいくらでもある」と職探しのコツを伝授してくれた。
叉葉さんの現在の派遣契約は3月末で切れる。契約を継続できるか不明だが、自身の曲を1月27日から携帯サイト「レコチョク」
http://recochoku.jp/index.html
で1万5000人に無料配布するなど、その素振りには余裕すら見える。8年前に派遣社員となり、数十社の仕事を経験してきただけに、職探しのノウハウを熟知しているからだ。
叉葉さんは「派遣会社は複数、登録しておく。切られそうになったら片っ端から電話をかける。ネットの求人はガセネタが多いので、情報誌をめくって気になる求人をランク付けして、まとめ書きした履歴書を送りまくる」と必勝法を披露する。それ以前に重要なのは「解雇されることを動物的な勘でかぎつけること」というから面白い。
「同僚や上司の会話のニュアンスから人員削減がわかる。それと、事業所の駐車場に停めてある車の数はバロメーター。減り始めたら要注意」
叉葉さんがこの8年間で無職になったのは、たった1週間。「職種は選ばない。給料が安くても、いったん入ってそこでまた探す。最初から待遇のよい職場があるはずはない」。叉葉さんのように器用で、やる気のある派遣労働者が増えれば、派遣切り問題にも歯止めがかかるのかもしれない。