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1月24日13時3分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090124-00000139-mailo-l20
長野市の善光寺で23日、長年の参拝によって損傷が激しかった「びんずる尊者座像」を修復するための搬出作業があった。像は1713(正徳3)年の完成以来、初めての修復で出山する。
びんずる尊者座像はなでるとその個所の病気が治ると信じられ、多くの参拝客が触れていた。今春に御開帳を控え、東京芸術大大学院に修復を依頼、現在は等身大のパネルを設置する。顔は目鼻立ちが分からないほどツルツルになっているが、風合いはそのままにし、左手首部分など破損部分の補強をするにとどめるという。
搬出前には読経と焼香で「お魂抜きの法要」を執り行い、市民代表で毎年8月にびんずる祭りを開く実行委員らが寸志を奉納。善光寺幼稚園児42人が最後になで回して「行ってらっしゃい」「元気で戻って来てね」と見送った。若麻績(わかおみ)信昭寺務総長は「これからも末永く愛されるように祈念したい」と話した。
【大島英吾】
1月24日朝刊