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1月15日10時57分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000033-mai-soci
愛知県小牧市の建設会社従業員寮で98年4月に発生した火災で死亡した男性作業員(当時56歳)が、実際には別人だったことが、県警への取材で分かった。今月上旬、約11年前にこの火事で死亡したとされた男性が東京都内で死亡しているのが見つかり、判明した。当時、家族による確認も行われたが、誰も別人と気付かなかったという。
火災は98年4月3日未明、発生した。木造2階建て従業員寮延べ約100平方メートルが全焼し、男性作業員が全身にやけどを負い、約20日後に死亡した。出火原因は、たばこの不始末による失火と判断された。
県警によると、作業員は死亡するまで入院し、顔は包帯で覆われていたが会話はできる状態だった。小牧署は当時、建設会社の説明などから作業員の名前を別人と発表。東北地方に住む家族も作業員に面会し、「兄です」と証言したという。
今月上旬、東京都大田区の自室で、遺体で見つかった男性が、11年前の火災で既に死亡したことになっていることが、警視庁の調べで判明。県警は火災で死亡した作業員の身元を特定するため、改めて捜査を開始した。
建設会社に提出された履歴書には都内で死亡した男性の名前と生年月日が記入されていたといい、県警は、何らかの理由で作業員がこの男性の名前をかたった可能性が高いとみている。
【飯田和樹】