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12月1日20時46分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000108-mai-soci
1日午前9時ごろ、宮城県名取市高舘熊野堂の名取川河川敷に駐車中の乗用車内で男女5人が死亡しているのを通行人が発見、110番した。県警岩沼署が調べたところ、5人は仙台市太白区東中田3、タクシー運転手、板垣真剛さん(48)と家族で、窓に内側から目張りがされ、車内で炭を燃やした跡があり、同署は心中を図ったとみて死因などを調べている。
死亡していたのは板垣さん▽パート店員の妻恵美さん(43)▽短大2年の長女遥香さん(20)▽高校1年の次女夏海さん(16)▽市立小5年の長男佑亮さん(11)。
調べでは、車内はシートが3列あり、中央部に鉄板の上で炭を燃やした跡があった。5人とも目立った外傷はなく、遺書は見つかっていないという。
板垣さんの自宅では、11月30日夕から車がなかったという。板垣さんの同僚らによると、板垣さんは3年前からタクシー運転手をしていた。仙台市は02年の規制緩和に伴いタクシーの台数が激増し、運転手の平均年収が二百数十万円に落ちるなど、「仙台タクシー戦争」とも呼ばれる厳しい環境にある。しかし、板垣さんは明るさを失わず、いつもニコニコしていて穏やかな性格という。
同僚の一人は「30日未明も夜勤明けですれ違ったが、普段と全く変わらない様子だった。どうして……」と絶句した。
【須藤唯哉、伊藤絵理子】