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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200902272001
NASAの火星探査衛星「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」の搭載コンピューターが23日、火星の周回軌道上でダウンし緊急避難モードの一種となる「セーフ・モード(safe mode)」に移行する事態に陥っていたことがNASAの発表により明らかとなった。 衛星のコンピューターはその後、リブートが実施され、現在は問題なく運行を続けている。 今のところ、想定外の高エネルギーの宇宙線の照射を受けて、搭載している電子機器にサージが発生するなどのの不具合が生じたことが衛星が「セーフ・モード」に移行した原因ではないかと見られているが、正確な原因は不明。 「マーズ・リコネッサンス・オービター」は2006年3月の火星軌道到達以降、これまでに6回、「セーフ・モード」入りをしている。 火星探査ローバーの「スピリット」も先月末、地球管制からのコマンドの指示通りに動作しなかったり、地球管制に対してレポートの送信を行わないなどの異常動作を起こしていた。 |
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