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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811071420
【Technobahn 2008/11/7 14:20】英ブックメーカー(賭博)最大手のパディー・パワーが欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で2009年末までに「神の粒子」が見つかるオッズ(確率)を4対1に引き下げていたことが5日、同社の発表により明らかとなった。 パディー・パワーはスポーツの試合結果から選挙結果まであらゆる事象を賭の対象にすることで事業展開を行っている賭博業者。オッズの比率次第では胴元が損失を被ることもあり、同社のオッズ比率は選挙選の結果をも正確に占うものとして世界中の関心を集めてきていた。 パディー・パワーが設定した当初のオッズは20対1、9月にLHCでヘリウム流出事故が起きた際には33対1まで引き上げられたが、その後、改めて、オッズは下げられ、今回、ついに4対1まで引き下げられる結果となった。 オッズが4対1の場合、「神の粒子」が見つかる方に1ポンド賭け、実際に「神の粒子」が発見された場合には約3ポンドの賞金が得られる計算だ。 「神の粒子(God particle)」とはヒッグス粒子(Higgs boson)の別名。 ヒッグス粒子は1964年に英エジンバラ大学のピーター・ヒッグス博士によって提唱された、素粒子の質量獲得に関する仮説理論のこと。素粒子の標準模型の中で唯一未発見の粒子ヒッグス粒子を存在を確認することは、量子力学の最大の課題の一つとされ、LHCもこのヒッグス粒子発見が最大目標の一つとされてきた。 著名な世界的な理論物理学者のスチーブン・ホーキング博士は9月、英BBCラジオのインタビューに応じて「LHCではヒッグス粒子の発見はできない方に100ドル賭けたい」とする発言を行っていた。 |
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