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10年くらい前に知って忘れてしまい、パソコン4,5台を乗り換えてる内にメモ帳も紛失。
目のかすみ具合が日によってコロコロ変わるこの頃、検索したらあっさり見つかりました。
でも以外に知らない人は多いと思いますので、周りの人達に教えれば喜ばれるでしよう。
検索→ 播磨灘物語 メグスリノキ ・この検索で下記の内容を拾い読めます
検索→ 絶滅 メグスリノキ
検索→ 絶滅危惧種 メグスリノキ
検索→ 目薬の木 老眼の木 千里眼の木 メグスリノキ
司馬遼太郎の「播磨灘(はりまなだ)物語)」には、戦国時代の名将、黒田如水(官兵衛)の
祖父である重隆が室町末期に「目薬の木」で目薬を作り、黒田家の礎を築くほどの財をなした
と記されています。
メグスリノキ(目薬の木)とは、四国、九州などに広く群生しているカエデ科の落葉樹です。
千里眼の木、長者の木、花楓など様々な名称で呼ばれています。
メグスリノキ(目薬の木)は、その名の通り江戸時代から点眼薬や洗眼薬など、現代の目薬の
代わりにメグスリノキの樹皮を煎じて利用されてきました。メグスリノキ(目薬の木)の樹皮
や幹、葉などには多くの薬効成分が含まれており、煎じ液には結膜炎をはじめとして、かすみ目
や老眼、近視など、目の健康に効果があるとされてきました。
メグスリノキの歴史は以外に古く、江戸時代以前から初期には、京都や播磨(兵庫県)で
眼病の特効薬として評判になっていたそうです。
福島県の相馬地方では、江戸時代から目薬として使われており、樹皮を煎じて服用すると、
目のかすみが解消され千里の先までよく見えるという「千里眼の木」とも呼ばれています。
江戸時代までもてはやされたメグスリノキも、明治時代以降は一般には忘れられた存在でしたが、
山間の地域では、「かすみ目、疲れ目、二日酔いによい」ということで目や肝臓に効く「薬木」
として珍重されてきました。眼病平癒で有名なお寺ではメグスリノキがふるまわれたり、販売さ
れたりしていました。
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