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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200808081510
【Technobahn 2008/8/8 15:10】欧州原子核研究機構(CERN)は7日、スイスとフランスの国境沿いの地域に建設を進めてきた世界最大規模の衝突型加速装置「ラージ・ハドロン・コライダー(Large Hadron Collider)」の運転開始を9月10日に決定したことを発表した。 CERNでは9月10日以降、LHCを使って加速させ向かい合わせ正面衝突させた粒子を、アトラス検出器を用いて分析することによって、現在は理論上の存在でしか過ぎないヒッグス(Higgs)粒子の発見を目指す各種の実験を行うこととなる。 LHC を稼動状態にするためにはLHCの8つのセクターを絶対温度1.9度(絶対零度=摂氏マイナス273.15度)まで冷却することから開始。その後、 1600個超伝導磁石で構成されるSPS(Super Proton Synchrotron)加速器とLHCの間を1ナノ秒以下のタイミングで同期が取られるように調整を行う必要がある。セクターの冷却プロセスは既に7月末までに完了。SPS加速器とLHCの最初の同期実験は今週末にも実施される予定ともなっており、CERNでは9月10日の本稼動に向けて最終調整作業を進行させている。 |
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