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CO2地球温暖化説の嘘=京都議定書は直ちに破棄すべきだ!(2008/07/12)
http://www.asyura2.com/08/nature3/msg/320.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 7 月 13 日 10:55:03: 0zaYIWuUC0gac
 

(回答先: CO2地球温暖化説の嘘=京都議定書は直ちに破棄すべきだ!(2008/07/08) 投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 7 月 09 日 14:29:56)

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7380895.html より全文転載。

「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年7月13日です。
 さて今日は、「地球温暖化するする詐欺」撲滅のために、毎回痛快な切り口で地球温暖化の危機を煽っているマスコミ・政治家・環境NGO等をぶった斬っているメールマガジン「サマータイム制導入に反対する」の、vol.628の補足 発行日2008/07/12を転載します。

(以下転載)

【サマータイム制導入に反対する】vol.628 2008/07/12 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20080712220853000.html

●誤惑のカリスマ=大前研一

 ブームというものには、必ず、仕掛人がいるものです。
 では、何度もしつこくおきるサマータイム・ブームの仕掛人は誰なのでしょうか?

 私は、大前研一(経済ジャーナリスト)が、そのうちの一人だと思います。
 というか、そう思えてならない資料が存在することを、ある読者の方が教えて下さいました。(ありがとうございます。)
 それが、これ(↓)です。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/138/index.html

 御覧になれば分かるように、題名は、なんと、《サマータイム導入を面倒くさがる日本》。
 「面倒くさがる」というのは、何か有益なことに関して使う表現です。
 対して、サマータイムは、日本にとって、無益有害でしかないのですから、この表現は、全く不適切な表現です。
 こんな不適切な表現を用いていること一つ見ても、大前研一が狂信的なサマータイム・マニアであることが分かるでしょう。

 大前研一は、知名度の高い人物です。
 特に、今時の政治家や経済人やマスコミ関係者には、彼のことを崇めている愚か者たちが、たぁ〜くさんいます。
 となれば、その影響力は計り知れないでしょう。

 事実、大前研一は、この、ホームページにして5ページにも及ぶ文章の1ページ目で、こんなことを告白しています。

 《ちなみにわたしは、サマータイム導入については大賛成である。何を隠そう、20年以上前からわたしは著書などで事あるごとに導入するべきだと主張しているくらいだ。》

 こうしてみると、今時の政治家や経済人やマスコミ関係者を誤惑してきたのは、大前研一である可能性であるが十分考えられるでしょう。

 そこで、今回は、上でURLを示した大前研一の《サマータイム導入を面倒くさがる日本》を斬ってみたいと思います。(めちゃ長くて、すみません。m(_ _)m )

●“言い出しっペ”は誰?

 まず見て欲しいのが、5ページ目の《国家を二分して議論するようなことか?》の以下の部分です。

 《現在、サマータイムに賛成しているのは、外国で生活して実際にサマータイムを経験したことのある人が中心だろう。そういう人にとっては「サマータイム? あれっていいものだよね」と好印象を持っているはずだ》

 はて?、本当にそうなのでしょうか?
 大前研一は、実際に調べたのでしょうか?
 「外国で生活して実際にサマータイムを経験したことの」ない人の中にも、「サマータイムに賛成している」人は、沢山いますよ。
 いわゆるメディアに煽られた人たちですね。
 というか、賛成派には、そういう人の方が多いのではないか?

 ちなみに、私は、「外国で生活して実際にサマータイムを経験したことのある人」から、サマータイムのことを「いいものだ」という話を聞かされたことがありません。
 向こうでは時間に追われなくて良かった…という話なら聞かされたことがありますけどね。(笑)

 こうなってくると、『サマータイムのことを「いいものだ」ということを最初に言い出した日本人は誰なのか?』ということを知りたくなりますよね。
 はたして、“言い出しっぺ”は誰なのか?
 ひょっとして、福沢諭吉さんですかぁ?(笑)

 誰が言い出したのか分からないことが、真実として世の中に定着してしまっている…
 これって、メチャおかしなことだと思いませんか?


●つくられた雰囲気に負けて…

 そういえば、マスコミなどがサマータイムのことを持ち上げる時って、決まって、大前研一みたいな話をするもんなんですよねー。
 つまり、向こうで生活してきた人が「サマータイムはいい」と話している〜ぅみたいな話をするわけです。
 すると、向こうで生活したことのない人は、この話を信じざるを得なくなってしまう。
 で、騙される…。

 すると、向こうで生活したことのない大多数の人たちまでもが、マスコミと同じことを言うようになる。
 向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ…と。

 すると、向こうで生活したことのある人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言わなければならない雰囲気に置かれてしまう。
 その雰囲気のせいで、サマータイムのこと「いいものだ」と言ってしまう。
 人間関係を円滑にするために…。

 集団ヒステリはこうして形成されていったのではないか?
 もしそうなら、これはマスコミが形成した集団ヒステリということになりますね。
 恐ろしいことです。


●これぞガセネタのリサイクル(笑)

 もっとも、マスコミがタレ流す情報を鵜呑みにする受け手(=現代日本人)の側にも、大きな問題がありますよね。
 誰が言い出したことなのかも確かめないで、マスコミがタレ流す情報を鵜呑みにするなんて、全く愚かなことです。

 ここで問題にされなければならないのは、『マスコミが、どうやって、その情報(すなわち、向こうで生活した人たちがサマータイムのことを「いいものだ」と思っているということ)を得たのか?』ということです。
 マスコミは、実際に調査を行ったのか?
 超〜怪しいもんです。

 もし実際に調査が行われたのではないのであれば、これは何かをコピペしたもの…ってことでしょう。
 では、どこからコピペしたのか?

 その最有力容疑者となるのが、大前研一(の著書や講演)なわけです。
 つまり、『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という情報の出処が、実は、大前研一自身である可能性が考えられるわけです。

 これは、決して、あり得ないことではありません。
 はじめの方でも述べたように、マスコミ人間には、大前研一のことを崇めている愚か者が沢山いるのですから。
 特に、書斎型の記者には。
 おまけに、書斎型記者は、取材嫌い。
 となれば、大前研一の著書などを資料に、記事などを作成し、この種の情報をタレ流すようなことをしたとしても、別に驚くべきことではないでしょう。

 マスコミ人間どもが、大前研一の著書などから、『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という情報を得、コピペして、世間に広める…
 そして、この情報を鵜呑みにする人が増えたことをいいことに、大前研一は『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』みたいな話をする。
 これこそ、ガセネタのリサイクルとでもいうべき現象ではないでしょうか?


●創作疑惑

 さて、こうなってくると、『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という話自体が、実は、大前研一自身による創作ではないのか?という疑惑が浮上してくるでしょう。
 何しろ、彼は、「20年以上」も前から「著書などで事あるごとに導入するべきだと主張して」きたわけですから。
 しかも、誰が言い出したのか?分からない。
 となると、大前研一が創作した可能性が出てくるでしょう。
 サマータイム導入したさのあまりに…。

 創作でないとしても、大前研一自身の意見である可能性があり得ます。
 何しろ、奥さんは日本人じゃないみたいですからね。

 とにかく、『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という類の話は、徹底的に疑ってみる必要があります。


●何が「いい」のか?説明がない

 というのは、『だったら、サマータイムの何がいいのか?』という説明が無いからです。
 「いい」というからには、理由があるはずですよね。
 つまりは、サマータイムのメリットです。
 ところが、メリットの話が、決まって、無い。
 『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という類の話には、必ずといっていいほど…。

 メリットも無しに「いい」などと言う人がいるでしょうか?
 常識的に考えれば、いないでしょう。

 こうしたことを考えるならば、全ては大前研一のコピペでしかなく、しかも、そのネタは大前研一の創作もしくは意見でしかない可能性が大なわけです。
 つまり、みんな、知らず知らずのうちに、大前研一(がタレ流したネタ)に騙されてしまっている…という可能性です。
 ブームの歴史を詳しく調査してみる必要があります。


●大前研一自身も説明できないということは…

 大前研一のこの《サマータイム導入を面倒くさがる日本》という文章を読むと、『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という類の話が、大前研一の創作もしくは個人的意見である可能性が極めて濃厚であるように私には思えます。
 なぜなら、大前研一は、この文章の中で、サマータイムのメリット(特に、全ての日本国民に対して言えるメリット)を、何一つ挙げることが出来ていないからです。

 何しろ、省エネ効果がないことを認めてしまっているのですから。
 ま、そのこと自体は良いことですが、だったら、何でサマータイムを導入しなければならないのか?分からなくなってしまうでしょう。

 大前研一の話には、サマータイムのメリットの説明が無い。
 そして、マスコミなどがタレ流す『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という類の話にも、サマータイムのメリットの説明が無い。
 この共通点に注目するならば、『向こうで生活した人は、サマータイムのことを「いいものだ」と言うものだ』という類の話が、大前研一の創作もしくは個人的意見である可能性が極めて大であることが分かるでしょう。
 少なくとも、大前研一が広めてきた話であることは、ほぼ確実であると言えると思います。


●やっぱり「期待」だらけのオッサン

 ところで、メリットの説明が無いなんてことを言うと、大前研一に怒られちゃうかもしれませんね。
 ちゃんとしてるじゃないか!と。
 でも、よく読むと、ものすごく無責任で、矛盾していることしか述べていないことが分かっちゃう程度のものです。

 たとえば、3ページ目(「変化する日本」へ転換を図れ)の以下の部分です。

 《やってみれば明らかになるが、したたかな日本人の中にはサマータイムをうまく利用して、いままでになかった新しい商売を考え出す人も出てくるだろう。》

 「明らかになるが」などと言っておきながら、「だろう」などという推測の表現で文末をしめくくるとは、話が矛盾していますよね。
 「明らかになるが」と言うのなら、せめて、「はずだ」ぐらいの文末表現を用いるべきです。
 「だろう」は、「明らかになるが」と言えるほどの確信は無い時に使う表現です。
 要するに、自分の言うことに責任が持てないから、「だろう」なんて表現になるわけですよ。
 つまり、「いままでになかった新しい商売を考え出す人」が「出てくる」のが、彼の「期待」にすぎないことを、彼自身、認めてしまっているわけです。
 ちょろい。

 ちなみに、私は、標準的な日本人が、そこまで「したたか」だとは思いません。(それは、外交を見れば、明らか。)
 それに、いくら「したたか」な人でも、「いままでになかった新しい商売」など、まず思いつけない。
 それは、あり得そうもない商売なのだから。
 もしそんな商売があるのなら、「したたかな」日本人は、サマータイム導入国で、もうやっているはずでしょう。

 もし、そんな商売があると言い張るのなら、大前研一自身がそれを提唱すればいいんですよね。
 でも、出来ていない。
 だから、「考えだす人も出てくるだろう」という「期待」表現になってしまっているわけです。
 お粗末。

 と同時に、これは、大前研一自身の「あきない」音痴ぶりをさらけ出す結果になってしまっていますね。
 『自分には、そんな商売は、考え出せない』と白状しているようなもんです。
 だったら、「明らかになるが」なんて言わなきゃいいのに…。
 バカ丸出しです。

 「いままでになかった新しい商売」だって?
 そんなものがあるとすれば、睡眠不良が原因の病気や事故や犯罪や疲労のおかげで潤う商売ぐらいなもんでしょう、日本の場合は。


●根拠も具体性もない赤さ

 こんな「期待」話もしてますね。

 《北海道が2時間も時計を早めたら、日付変更線のあと最初に開く市場ということで、世界中の金融機関が集まってくるに違いない。新たな産業、新たな事業が北の大地に創出される可能性がある。》

 これ、北洋銀行のオッサンが言ってた話と同じだわな。
 やっぱ、大前研一真理教徒が多いんですなぁ、北海道には。
 だから、アホなことばかりしてくれるのでしょう。(笑)

 それはともかく、現在、「日付変更線のあと最初に開く市場」には「世界中の金融機関が集まって」いるのでしょうか?
 それは、どこの話?(「期待」クサ〜。)

 そして、何より教えて欲しいのが、「新たな産業、新たな事業」って具体的にどういう産業・事業なのか?ってことです。
 当然、そういう産業・事業は、現在、「日付変更線のあと最初に開く市場」となっている国や地域には存在するんですよねー。
 そして、それは、今の日本(特に北海道)には存在しない産業・事業なんですよねー。
 で、その産業・事業って、なぁに?(「期待」クサ〜。)

 大前研一は、全く説明していません。
 根拠もなければ、具体性もない、この無責任さ。
 ま、サマータイムとは、こんな人が導入したがる制度だと、大前研一は御親切にも教えてくれているわけです。(笑)


●白夜の地域では一睡もしてはいけないのか?

 大前研一が説いているサマータイムのメリット(のつもり)で、残っているのは、以下の部分だけです。

 《わたしにとって一番説得力があるのは、「夏になると4時から太陽が昇っているのにあなたは6時に起きていますね。陽が昇ってから2時間も寝ているのはもったいない。むしろ陽が昇ってから1時間で起きるというのはどうですか?」という理屈だ。夜は7時に暗くなるのが、サマータイムでは8時ということになる。》

 はて?、一体、これのどこに説得力があるのでしょうね?
 「太陽が昇っている」時に寝ていたとて、別に「もったいな」くはないです。
 もし、それが、「もったいない」ことだというのなら、夏、白夜となる国や地域の人は、どうすればいいのか?
 一睡もしてはいけない!とでもいうのか?

 大前研一の論理に従うのなら、そういうことになってしまうのですが…。


●多様性を認めぬ真っ赤な画一性

 大前研一は、やはり、“明るい時間”偏執狂ですね。
 ですが、世の中には、暗い時間を「有意義に過ご」している人たちもいるのですよ。
 たとえば、天体観測とかをやっている人たちです。

 9日の北海道新聞の「現代かわら版」というページに、こんな見出しの記事が載っていました。

 《サマータイムが導入されたら─子供から星空奪う?
 日本公開天文台協会が反対声明
 観測時間と就寝 重なる
 宇宙への夢に影響も》ね。

 こういう多様性を認めぬ大前研一の態度は、まさしく狂信的なマルキストとしか言いようがありません。

 大前研一が自分と異質な者を認めない思想偏執狂であることは、5ページ目の見出しである《国家を二分して議論するようなことか?》からも分かりますね。
 これは、(自分に対する)異論を認めないという態度以外の何ものでもありません。
 ま、マルキストなら当然の態度です。


●健康被害を考えぬ真っ赤っかぶり

 (文化)マルキストは、自称「唯物論者」であり、故に、人間をただの物質としか考えません。
 ですから、サマータイムの健康被害のことも考えない。

 大前研一も、その例外ではありません。
 こんなこと述べてます。

 《今でも6時に起きる人にとっては、2時間くらい時計が早くなっても、朝眠くて体が動かないということはなかろう。》

 「体が動かない」ほど酷い健康被害が出るようでは、社会は全く成り立たないですよ。
 そんなことになったら、病院は重症患者で溢れてしまう。
 こいつ、アホとちゃうか?

 それにしても、「今でも6時に起きる人にとって」、「2時間くらい時計が早くなっても、朝眠くて体が動かないということはな」いというのは、本当なのでしょうか?
 だったら、医学的証拠を示して欲しいですね。
 そして、日本睡眠学会を論破してみせてもらいたいものです。
 それも出来ずに「なかろう」はないでしょう。

 ちなみに、北海道(札幌)での一時間の実験では、体調を崩し脱落した人たちがいました。
 そういう実態も知らずに、「したり顔で述べ」るのは、やめてもらいたいものです。(笑)

 ついでに、「なかろう」もまた、「期待」表現です。
 大前研一が、どこから見ても、真っ赤っかなオッサンであることが、以上のことからも分かるでしょう。

 睡眠の質が低下した状態で、「ゆとりを持って時間を過ご」すなんて、無理ですよ。
 そういうことが分からない、否、分かりたくないわけです。


●空腹のせいを明るさのせいとすり替える赤さ

 文化マルキストは、すり替えが大好きです。
 2ページ目の《日本でサマータイムが失敗した理由》は、まさに典型です。

 大前研一は、その理由を、『貧しさから来る空腹+明るさ』のせいにしています。

 《サマータイムのために仕事が1時間早く終わっても、実際に日が暮れるまでにたっぷりと時間が残っている。空腹だからさっさと帰宅して寝てしまいたいのだが、日が高くて簡単には寝られない。》

 「たっぷりと時間が残っている」と言っても、たった一時間なんですけどー。
 それに、「時間が残っている」わけではなく、明るさが残っているだけです。
 全然、違うだろーが!、このペテン師野郎が!
 まずここからして、“すり替え”トリック使ってますね。

 それはともかく、「空腹だから」「日が高」いと「簡単には寝られない」というのは、それこそ「違和感がある」(笑)理屈です。
 なぜなら、空腹のせいで寝られない時は、暗くても寝られないものだからです。

 空腹だと寝られないというのは、私にも経験があります。
 十代の頃、扁桃腺の手術のために入院させられましてね。
 で、夕食が、えらい早い。(確か、4時半ぐらいだったと思います。)
 そのため、就寝時間(確か、9時頃。ちなみに、季節は冬!)になると、腹がへって寝られなかったわけですよ。
 消灯しても。

 ちなみに、ある専門家の話によると、真っ暗なよりは、少し明るい方が寝つきやすいそうですよ。
 そういえば、夜なかなか寝つけない時って、朝方になって(外が明るくなり始めた頃に)寝てしまう(→寝坊する!)ことがあるもんなんですよねー。
 そうそう、昼メシ前の午前中の授業でも居眠りしてる学生がいたりもしますよね。

 そう、明るさは、あまり関係ないのです。
 寝られなかったのは、空腹のせいなのです。(もし大前研一の話が本当だとすれば。)

 ところが、大前研一は、それを明るさのせいと“すり替え”てしまっているわけです。
 これは、あまりに赤い手口(笑)ではないでしょうか?

 サマータイムは、GHQが(少なくとも表向きは)省エネのために導入させたのです。
 発電のために必要な燃料等が不足していたために…。
 ところが、もともと早寝早起きだった日本では、効果が無かった。
 緯度がそれほど高くないことも関係していた。
 結局、睡眠の質が落ちる等のマイナス面ばかりが目立った。
 そんなものなら、やめて当然でしょう。
 それを『貧しさから来る空腹+明るさ』のせいにするのは、“すり替え”でしかないでしょう。


●空腹経験によるトラウマ疑惑

 そこで、こんなことが考えられちゃうわけです。
 もしかしたら、大前研一の言っていることは、彼自身の体験から出た話なのではないか?と。
 大前研一は、1943年の早生まれ。
 一方、サマータイムが導入されていたのは、1948年から1951年。
 腹がへるのが我慢できない年頃ですよねー。
 だとすれば、夕方の明るい時間に、病的なまでに価値を覚えるのも理解できるというものです。

 つまり、大前研一にとっては、夕方の明るい時間には、未だに、空腹(のせい)で寝られないという『恐怖の時間』のイメージがあり、それ故に、有意義に過ごしたい時間ということになる…と。
 このように、空腹経験によるトラウマが、狂った論理の原動力になっているのではないか?と考えられるわけです。

 時計の針をどういじくろうと、(余暇)時間は増えはしません。
 そんな当たり前のことも分からないのは、ここで指摘したようなトラウマが彼の心を支配しているからではないか?
 だとすれば、全ては納得がいくというものです。


●寝られないことは国民から支持が得られていたのか?

 ところで、大前研一は、持論を述べる直前の部分で、《日本でサマータイムが廃止された理由を「国民の支持が得られなかったから」と表現するのは違和感がある》と述べています。
 ほほ〜う、だったら、当時、寝られないことは国民から「支持が得られ」ていたとでもいうのか?

 そうではないでしょう。
 ということは、結局、「国民の支持が得られなかったから」ということになるのではないか?

 な〜んか、「自分は人とは違う」というインテリ臭さが、ぷんぷん臭ってくる話し方ですよね。
 まさに、インテリ・サヨクの態度です。

 それにしても、空腹や貧しさがサマータイムの障害になるのなら、ネットカフェ難民とかは、どうなるのでしょうね?
 是非、お答えいただきたいものです。


●無関係な知識を振り回す赤さ

 インテリ・サヨクは、自分の知っている知識を振り回したがるものです。
 「オレは何でも知ってるんだぞ!」と言わんばかりに。
 知識があるところを見せびらかしたがるのですね。
 恥の精神が無いものですから。

 4ページ目の《国ごとに異なるサマータイム事情》などは、まさに、その典型です。
 サマータイムのメリットとは全然関係の無い知識を振り回し、見せびらかしています。
 やはり、インテリ・サヨク(=文化マルキスト)なのですよ。


●イメージ戦略に訴える赤さ

 文化マルキストは、イメージ戦略が大好きです。
 つまり、自分の政敵・論敵のイメージを悪くすることで優位に立とうとするのが大好きなわけです。

 大前研一も、やってます。

 たとえば、2ページ目(日本でサマータイムが失敗した理由)では、《「残業が多くなってサマータイムが廃止された」という識者もいた》なんて話をしています。
 ならば、その「識者」とは誰なのか?、教えて欲しいですよね。

 また、5ページ目(国家を二分して議論するようなことか?)には、《ある人が、冬の暗いうちから会社に出勤するのはイヤだと言った。つまり、彼は(そして多くの人は)サマータイムが夏の間だけの事なのだということさえ理解していないのだ。》という話をしています。
 ならば、そんな信じられないような勘違いをしていた「ある人」とは誰なのか?、どういう人なのか?
 何しろ、ふくくせのある男ですからね。
 確認もせずに彼の話を信用するのは、愚かなことです。

 とにかく、このように反対者のイメージを悪くして優位に立とうとすることを平気でするわけですよ。
 事実、2ページ目(日本でサマータイムが失敗した理由)の冒頭では、《そもそもサマータイムとはなんぞやということを理解せず、勘違いしたままのコメントが相当に見受けられたのである》などとほざいてます。
 つまり、反対者はバカぞろい…というイメージを世間に植えつけたがっているわけです。

 もっとも、大前研一の言う「今回の議論」というのが、どういう人たちが集まったものなのか?、それすら怪しいところがあるのですがね。

 それはともかく、このような汚いイメージ戦略に訴えたがるのは、大前研一が、反対論に対して、まともな反論が出来なかったからです。
 事実、この《サマータイム導入を面倒くさがる日本》には、目新しい主張が、一つも無い。

 イメージ戦略などという破廉恥な手段に訴えることが出来るのは、大前研一が文化マルキストだからです。
 普通の日本人には出来ることではありませんからね。
 恥の精神がありますので…。(笑)


●所詮は革命基地外

 大前研一が隠れサヨクであることは、3ページめの見出し、すなわち、《「変化する日本」へ転換を図れ》を見れば、一目瞭然でしょう。
 「変化」を見境無しに絶対的善とするのは、まさしく、サヨクの特徴です。
 小泉(総理)や道州制を持ち上げているところを見ると、反転マルキスト的なところもあるようですね。

 ちなみに、反転マルキストは、性同一性障害ならぬ「思想性同一性障害」(笑)というビョーキを患っている人たちです。
 あ、念のため言っときますけど、「思想性同一性障害」なんて言葉はありません、もち。
 これは、私が勝手につくった造語です。
 性同一性障害は心と体の性が不一致の障害ですが、きつい言い方をするならば、体の性、すなわち、自分の本当の性を心が受け入れたがらないビョーキです。
 これと同じように、世の中には、自分の本当の思想性を心が受け入れたがらないビョーニンたちがいるのです。
 それが、反転マルキストのような「思想性同一性障害」の人たちなわけです。
 己の「赤い思想性」を認めたくない…、だから、それを極端に否定するようなことをする。
 たとえば、いたずらな民営化や規制緩和や負担増ですね。
 「小泉改革」なんて、まさにそうです。
 そして、この傾向は、大前研一にも見られる。

 とにかく、大前研一が革命基地外のネアカ(根赤)であることは確かです。
 「やらないことの言い訳」などとほざくのも、彼が革命基地外の文化マルキストだからです。

 やらないのは、駄目なことが分かりきってるからですよ。
 それを死ンデモ認めたくない。
 なぜなら、革命基地外の文化マルキストだから。

 ちなみに、3ページ目の終わりの部分で、大前研一は、こう説いています。

 《とにかく現在の視点・状況でトライしてみて、そしてケーススタディを蓄え、そしてそれでも駄目ならやめればいいのだ。》

 なーんだ、駄目なこと、分かってんじゃん。
 「やめればいい」程度のことなら、最初からやる必要なんか無いはず。
 弊害しかない(それも大きな)と分かり切っていることなのですから。
 なのに、「まったく情けない限りである」などと恫喝する。
 この無責任さと偏執狂ぶりの前には、極左も霞んでしまうほどです。


●著名人の奴隷になりたがる家畜人間たち

 いかがでしたか?
 現代日本人は、こんな人物に操られているわけですよ。

 《変化そのものが経営改革につながる、というホーソン実験の結論》などという知識を振り回していますが、これはナンセンス。
 なぜなら、ここで言う「変化」は、防げない「変化」のことだからです。
 対して、サマータイムという「変化」は、いくらでも防げる変化です。
 それに、ホーソン実験の結論は万能ではありません。
 それが証拠に、米国経済、さらには、世界経済は、未だにサブプラ問題を解決出来ていない。
 一方、世界中に混乱をもたらしている投機マネーが「変化」の産物であることも忘れてはなりません。

 《多くの先進国がやっているが、特段マイナスがあるという報告はない》というのも、大嘘。
 サマータイムを導入している先進国は、今や、マネーゲームと、環狂による恫喝(ビジネス&政治戦略)だけでもっている…というのが実態です。
 まともな産業は萎む一方。(だから、中共とかが躍進できる。)
 事実、欧州は、日本との経済競争に破れたではありませんか。
 そうした「マイナス」面から、どうして目を背けるのか?

 反対者について「したり顔で述べていた」などとほざくが、ならば、サマータイムの目的のことを「アフター5を有意義に過ごすためだ」などと説く自分はどうなのか?
 サマータイムは、もともと、「アフター5を有意義に過ごすため」のものではなく、冬の間の日照不足を補うためのものです。
 自己批判精神ZERO。
 いかにも、文化マルキストらしい。

 呆れるのは、政治家や経済人やマスコミ人間に、こんなしょーもない人物を崇めている連中が非常に多いことです。
 彼らは、まさに、著名人の奴隷になりたがる家畜人間です。
 そして、その家畜人間以下なのが、TVや新聞を盲信している人たちです。
 まさに、家畜の餌にすぎない程度の存在ですね。

 亡霊のように、しくこくしつこく何度でも現れるサマータイム・ブーム。
 それは、政治家や経済人やマスコミ人間に大前研一症候群患者が多いからです。
 つまり、今時の政治家や経済人やマスコミ人間とは、その程度の人たちなわけですよ。
 自分で調べたり、自分の頭で考えたりせず、メディア等に頼る。
 だから、大前研一のような連中に騙され操られてしまう。(そして、先人たちが築いてきてくれたもの全てを一代にして台無しにしてしまう。)

 ま、日本は思想の自由が認められている国ですから、大前研一がどんなに「バカなこと」を唱えようが、それは本人の勝手(権利)です。
 問題は、大前研一のことを崇めている連中です。
 ま、信仰の自由という権利もありますけどね。
 でも、責任ある地位の人たちが、そんなことでは、社会は壊れてしまうでしょう。
 社会的に責任ある地位にある人たちよ、偶像崇拝はもうやめよ!

 とにかく、これで、狂ったブームの出処はかなりハッキリしたと言えると思います。


発行者:media( tarkun0507@yahoo.co.jp )
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(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝

 

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