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(回答先: ウィルキンス棚氷、南極大陸から分離の危機 欧州宇宙機関(AFP) 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 7 月 11 日 17:43:39)
地球温暖化論への挑戦/薬師院仁志 2002 より引用
(引用開始)
南極大陸においては「気温の上昇→氷の現象」という図式が単純に当てはまるものではないということが、ずっと以前から知られていたはずだからである。例えば、「南極大陸の氷河は間氷期に拡大し、氷河期にはかえってある程度後退している」ことなど、常識でありこそすれ、特段に専門的な最新知識ではないであろう。
(引用終わり)
海氷域面積の長期変化傾向(by 気象庁)より一部引用
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/a_1/series_global/series_global.html
(引用開始)
南極の海氷面積には、年々変動と局地的な変化が継続して見られるものの、統計学的に有意な平均的傾向は見られない。これはこの地域全体で平均すると昇温が認められないことと整合している。
衛星による海氷観測資料が蓄積された期間はここ30年ほどに過ぎません。その期間において北極の海氷域が減少していることは事実ですが、人為起源の地球温暖化をどのように反映したものなのか、研究が続けられています。
(引用終わり)
気候変動と海氷(by 気象庁)
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/seaice/knowledge/eikyou_kikou.html
(以下引用)
まだまだ未解明な部分も多い
温暖化により地球全体として気温が上昇していること、北極域の海氷が減少していることなどは観測で確かめられています。
しかし、南極域の海氷面積は緩やかに増加しており、北極域でも全ての海域で海氷面積が減少しているわけではありません。温暖化と海氷域の減少を単純に結びつけることは出来ません。
温暖化は大気や海流の大きな流れにも影響を与えるため、風により海氷が今までよりも拡がったり、場所によっては寒冷化するといったことも、一部の数値シミュレーション結果には現れています。
人工衛星による海氷の観測は歴史が浅く、資料の蓄積がまだ十分とはいえません。海氷の平面的な拡がりは観測できるようになりましたが、海氷の厚さの観測はまだ研究段階ということもあり、海氷の総量の観測はほとんど行われていません。
(引用終わり)
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