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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6901612.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年6月8日です。
昨晩NHKでは、『SAVE THE FUTURE 日本のこれから』という地球温暖化を題材とした討論番組を放送しましたが、出演者全員が二酸化炭素地球温暖化仮説が「定説」になっているという前提で番組が進行するという、きっと歴史に刻まれるであろう「完璧なプロパガンダ番組」でした。
さて、今日の本文は、2006/06/11に発行された「サマータイム制導入に反対する」 vol.268を転載します。
(以下転載)
【サマータイム制導入に反対する】 vol.268 2006/06/11 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20060611001830000.html?start=580
●濃度分布に触れたがらない怪
今回も、2月18〜19日夜にNHKで放送された環境ファシズム番組、「気象大異変」に関する話です。
同番組によれば、産業革命以前までは、温度は緩やかに低下していたそうです。
産業革命以前の時代も、人為的なCO2排出はあったにもかかわらず…。
しかも、そのCO2排出量は増加していたにもかかわらず…。
それはともかく、このことから、温度が上がりも下がりもしないCO2濃度(値)というものがあることは確かでしょう。
そこで、この濃度のことを、当メルマガでは、「温度平衡濃度」と呼ぶことにします。
つまり、CO2濃度が、温度平衡濃度より高ければ温暖化が進み、低ければ寒冷化が進む…というわけです。
さて、そこで問題になってくるのが、番組で出てきた“地球温暖化が原因と見られる現象”との関連です。
地球温暖化が原因ということは、どこかで温度が高くなったということでしょう。
そして、それは、CO2の温室効果のせいでしょう。
ということは、その「どこか」で、CO2濃度が、温度平衡濃度を超えていたということでしょう。
つまり、CO2の濃度分布が、その「どこか」で高くなっていたはずだ…ということです。
そこで、番組を御覧になった方々にお聞きしたいのです。
はたして、番組では、そのことが示されていたでしょうか?
異常気象の原因となったはずの温度上昇が起きた場所と、CO2濃度が高くなった場所との一致を示すデータが示されたでしょうか?
答えは、「ノー」ですよね。
というか、CO2の濃度分布の様子は、一切、報じられませんでした。
CO2の濃度分布はどこでも同じだーとでも思っているのでしょうか?
なぜ、CO2の濃度分布を示さなかったのか?
データが無かった(観測していなかった)からか?
それでは、CO2の温室効果が原因とは判断できないのではないか?
それとも、問題の温度上昇が起きたはずの場所で、CO2濃度は高くなかったのか?
あるいは、その場所でCO2濃度が高くなることが、理論的に説明することさえできないことなのか?
温度上昇とCO2濃度との関係が証明されない限り、異常気象が地球温暖化によるものであるという主張は、ただの信仰にすぎないでしょう。
少なくとも、番組では、それが示されなかったのですから、宗教の域を出るものではないことになるはずです。
●温度上昇域は濃度上昇域と一致しているのか?
理論的にも、番組で出てきた異常気象をもたらしたことになっている温度上昇は、CO2の温室効果では説明がつかないものです。
なぜなら、異常気象の原因となる温度上昇が起こっているとされるエリアは、CO2濃度が温度平衡濃度を超えるとは考えにくいエリアだからです。
そんなに濃度を高めるほどの大量のCO2が、一体、どこから来たというのか?
問題となるエリアには、人為的にCO2を大量に排出するモノがないのです。
これで、どうやって、あれだけの異常気象(高温)をもたらすほどの温室効果が実現できるというのか?
考えられ得る唯一の理屈は、CO2排出量が多いエリアから来たというものでしょう。
つまり、CO2排出量が多いエリアから、拡散してきたか、あるいは、風などによって運ばれてきたか、です。
しかし、もしそうなら、「CO2排出量が多いエリア」では、とてつもない温室効果により、とてつもない高温になっているのではないでしょうか?
「拡散」すると言っても、濃度が一様になるわけではありません。
また、拡散する範囲も限られています。
さらに、風などによって運ばれるとする場合、風上には運ばれないのですから、これまた、制約があります。
結局のところ、番組で取り上げられた異常気象は、CO2の温室効果では説明できない現象なのです。
そのことは、番組を注意深く見ていくと、わかることなのです。
これについては、次回以降、説明していきたいと思います。
とにかく、異常気象と、CO2の温室効果を結び付ける証拠は無いのです。
ですから、CO2の濃度分布のデータが、たとえあったとしても、それを示すことなど、できはしないのです。
嘘がバレますから。
●濃度分布の重要性
CO2の濃度分布がどうなっているか?ということは、極めて重要な問題です。
なぜなら、排出量が多くても、一箇所(狭い範囲)にまとまって存在しているのなら、大部分のエリアでは、濃度が温度平衡濃度下回り、温度は上がらないからです。
そうなれば、全体としては、温暖化は進まないことになるでしょう。
温暖化するのは、排出量の多い一部の地域だけ…ということになります。
そうなると、これは、地域限定的な現象になってしまいますね。
「地球」的な現象にはなりません。
それでは、“環境屋さん”は困るわけです。
●「地球」と「アイランド」の二枚舌
地域限定的な高温化現象は、ヒートアイランド現象と呼ばれます。
「地球…」とは呼ばれません。
ここに、“環境屋さん”の二枚舌があるわけです。
すなわち、CO2(の温室効果)が原因の高温化は、「地球」と表現され、排熱などによる高温化は、「アイランド」と表現される。
これは全く一貫性を欠いています。
ちなみに、CO2排出量が高いエリアでは、排熱量も多いのが普通です。
そのために、温室効果と熱のどちらが高温化の原因なのか?見分けがなかなかつきません。
“環境屋さん”たちは、それをいいことに、気温などのデータを振り回して、「CO2のせいで、地球温暖化が進んでいる!」と喧伝しているのです。
しかも、CO2には「地球」、熱には「アイランド」の、ダブル・スタンダード・レッテル。
これも、「表現の自由」ということでしょうか?
●ドライアイスで湯を沸かす?
「へそで茶を沸かす」という言い方があるそうですが、“環境屋さん”たちは、ドライアイスで茶を沸かすのでしょうか?(笑)
なぜなら、彼らは、二酸化炭素と聞くと、もっぱら、高温(化)をイメージするからです。
だからこそ、地球温暖化説を信じて疑わないのでしょう。
ドライアイスは冷たいですよね。
二酸化炭素なのに。
ま、ドライアイスは固体なので、あまり良い例とは言えないのかもしれませんが、気体の二酸化炭素だって、冷えれば、すなわち、温度が低ければ、冷たいのですよ。
冷たいということは、熱を奪うということであり、(他を)冷やす働きがあるということです。
CO2に限らず、物事について、特定のイメージだけにとらわれるような見方しかできないのは、愚かなことです。
そういう人たちこそが、この世で一番騙されやすいのです。
以前から何度もしつこく指摘していることですが、排出された後のCO2の振る舞いを追求することは、この意味でも重要です。
なぜなら、CO2自体が、寒い所(熱を奪われる所)に移動し、その温度が下がってしまうと、「温室効果ガス」どころか「冷却ガス」と化してしまうからです。
“環境屋さん”たちは、この事実を隠す意味でも、CO2の振る舞いを解析することをしたがらないようです。
●経済産業シミュレータは要らないの?
さて、地球温暖化説は、人為的に放出されたCO2によってひきおこされる(ということになっている)現象です。
だったら、経済産業シミュレータも要るんじゃないの?
それも無しに、どうやって人為的CO2排出量がわかるってゆーのよ?
ちなみに、経済や産業は、政治や軍事の影響を受けます。
ということは、政治シミュレータや軍事シミュレータも必要なはず。
なのに…。
さらに言うと、CO2排出量と、気象と、経済・産業と、政治・軍事は、相互に影響し合うものです。
ですから、各々のシミュレータは、独立しては存在し得ず、相互に関連する(シミュレーションの最中に、データのやり取りが行える)ものでなくてはなりません。
そうなると、メチャクチャ複雑なものになるのではありませんか?
あるいは、地球シュレーション自体が、気象のみならず、経済・産業や、政治・軍事を、同時にシミュレートできるものでなければ駄目でしょう。
なのに…。
●排熱は入力しなくていいの?
温暖化をもたらす最も直接的な原因は、熱です。
ですから、排熱も無視できないはずなのです。
ところが、番組では、地球シミュレータで、排熱が格子に入力されている…という説明はありませんでした。
実際、されてはいないのでしょう。
できるわけないですよね、排熱量の計算は、CO2排出量よりもはるかに難しいのですから。
となると…。
●陸は計算しなくていい?
もう一つの疑問。
それは、陸の扱いです。
ワトソン博士の話によれば、格子計算の対象は、大気と海でした。
ならば、陸はどうするのでしょう?
陸だって、解析する必要があるのではありませんか?
場所によって、温度が違うでしょうし…。
陸の質(物性)の違い、水の有無、乾き湿り具合、植物の有無…
などにより、大気に与える影響は、かなり違ってくるはずなのですが…。
以上の話からだけでも、地球シミュレータが、未来の地球を予測するには、あまりにいい加減すぎるシミュレータであることがわかると思います。
(このテーマ、次回に続きます)
●エコって依存のこと?
4日の「ダーウィンが来た」(NHK総合、夜7時半)、見ました?
舞台は、何と、北海道。
地デジ開始記念番組です。
北海道の御機嫌とりのつもりだったのか、やたらと「エコ(ライフ)」という言葉が登場してきました。
そりゃまぁ、見方によっては、そう言えなくもないのでしょうがね。
でも、自分で巣を作らない(他の生き物が作った巣を利用する)ことを、「エコ」と呼ぶのは、おかしいんじゃありません?
それって、自分でやらず、他者に依存してるってことでしょ。
それが「エコ」ですか?
普通の人は、そういうのを、「せこい怠け者」と言うと思うのですがね。
実際、他者がやってくれないと、生きていけないってことではありませんか。
それとも、「エコ」って、「他者に頼る」って意味ですかぁ?
それなら、意味が通じますけど…。
全ての問題において…。(笑)
●逆サマータイム?
利尻町では、出勤・退勤時刻を一時間遅らせることをやるのだそうです。
何でも、朝、コンブ干しを手伝う職員が多いそうで…。
高齢化と人口減による人手不足を補うために必要なわけです。
こういうのなら、良いですよね。
まともな理由があるわけですし…。
別に、ボーリングとかやって遊んでるわけではないのですから。
にもかかわらず、北海道のサマータイム推進派たちは、これを、「逆サマータイム」などと呼んでいるようです。
アホなサマータイムなんかと一緒にすんなーっ!
それにしても、遅らせるところがあるというのに、進めたりしたら、時間差がますます酷くなって混乱するのではありませんか?
そういう問題は考えないのが、“環境屋さん”。
●割り箸が教える環境の敵とは?
確か、6日頃の放送だったと思うのですが、「クローズアップ現代」(NHK総合、夜7時半)で、割り箸のこと、やってましたね。
日本の伝統文化である割り箸文化そのものを卑しめ、中国での森林荒廃を日本の割り箸だけのせいにする、北海道新聞の報じ方とは、明らかに違っていました。
中国での住宅建設ブームの影響も、きちんと説明されていましたよね。
できれば、住宅建設ブームに、バブルの要素が含まれていることが述べられれば、もっと良かったのですが…。
割り箸文化が、森林保護と関係していたことも、ちゃんと説明されていました。
それを駄目にしたのが、中国からの安い輸入品です。
ということは、やはり、日中経済交流こそが諸悪の根源ではないか?
どういう形であれ、安物依存では、経済・産業も環境も駄目になる…という現実を、日本人は理解し、受け入れるべきではないでしょうか?
さらに、外食依存も、いただけないですね。
これが、割り箸の消費を激増させているのでしょう。
年間一人当たりの消費量が、二百膳ですって。
信じらんな〜い。
私なんか、その十分の一もいかないですよ。
外食依存の最大の原因は、やはり、女性の社会進出でしょう。
男女(夫婦)両方が働くのって、資源をはじめ、あらゆる面で無駄が多くなる…ということでしょう。
戦時中じゃないんだからさー、男か女、どちらか一方にしなさいよ。
ところで、割り箸を使わない店の試みも紹介されてましたが…
洗剤で洗うそうですが、その洗剤(を含んだ水)は、どこに捨てるのでしょう?
それもまた、環境破壊につながるのでは?
使い捨てを絶対悪視するのは、考えものだと思いますよ。
ま、そこで、「My箸」なんてのが唱えられるのでしょうけれどね。
でも、それが通用するのは、外食が一食だけですむ人たちだけではありませんか?
飲み会やカラオケ大会のようなイベントごとや、政治家や役人相手の接待、減らせばいいんじゃな〜い?
ま、友情論狂い(∴コネ頼み)の反日闘争世代に、こんなこと言っても無駄でしょうけれど…ね。
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発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )
お手数ですが、件名(Subject)に ST とご記入願います。
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を利用して発行しています。http://www.mag2.com/
(転載終わり)
未だに地球温暖化させている効果は、人為的な二酸化炭素排出増こそが最も強力だと思っている人々は、以下に紹介する槌田敦氏の記事を一度読んでみましょうね。
温暖化の脅威を語る気象学者たちのこじつけ理論・・・槌田敦(PDFファイル形式)
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/report/tutida03.pdf
スパイラルドラゴン拝
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