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でました。決定版です。
「地球温暖化論のウソとワナ 史上最悪の科学スキャンダル」 KKベストセラーズ ¥1680
横浜国大の伊藤教授と、東大の渡辺教授が、最新の知見をもって温暖化サギを暴いている。
と言っても、タイトルはやや扇情的だけれども、感情論や過激な攻撃はまったくない。
論理と観測データをもとに、いかに地球温暖化論がデタラメか、淡々と書き下ろす。
伊藤公紀教授は、環境計測科学を専門とし、IPCCの第4次評価報告の査読者を勤めた、いわば当事者。
渡辺正教授は、光合成の専門家で、CO2とは切っても切れない縁をお持ちだ。
2008年5月10日に出たばかり。
3月末の情報までカバーしているので、洞爺湖サミットをとりまく現状を知ることができる。
目次の章だけ紹介しておく
まえがき 史上最悪の科学スキャンダル
序章 温暖化の議論はいわば「環境テロリズム」
第1章 地球は本当に温暖化しているのか?
第2章 気候を変動させる要因は何か?
第3章 「異常気象」は本当なのか?
第4章 ノーベル賞『不都合な真実』の”ご都合主義”
第5章 「京都議定書」の反省から将来を望む
あとがきから、一言だけ引用。
気候問題の達人を目指して多方向からの情報を論じてきた。読者にはぜひこの技法を身につけていただきたい。そして本能と理性のバランスを磨き、「恐怖と利益」に踊らされないようにしていただきたい。自分の身を、そして大切な人たちの身を守るために。
当ブログの読者の方でも、地球環境を思うあまりCO2は減らさなくちゃ! と本気で思っている人も多いだろう。
ぜひ、ぜひにでもこの本は読んでみていただきたい。
ただし、「なぜ温暖化説が大騒ぎされるのか」については、やや弱いかと思う部分もある。
これについては、以前の記事で諸説を書いたので、参照していただきたい。
☆ゴアの受賞にケチをつける
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-443.html
☆人類総家畜化計画=「CO2脅威論」
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-448.html
ツバルの惨状とCO2問題
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-449.html
温暖化・アフガン給油・原発予算
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-450.html
国連事務総長によるイカサマ劇
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-455.html
インドネシアに原発を売り込むCOP13
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-466.html
☆温暖化脅威論は原子力利権そのもの
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-467.html
オール電化と原子力発電
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-468.html
私が国産の木材を使う理由
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-469.html
☆ドル暴落と地球温暖化サギ
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-482.html
電気代の請求書から見えるもの
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-506.html
☆『気象兵器』 と 温暖化
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-517.html
(ふり返ってみると、温暖化サギについてはたくさん書いたので、ぜひと思うものに☆をつけました)
なお、あわせて、IPCCの第4次評価報告は、必ず目を通すべきかと思う。
意外に、淡々と書かれているに驚くかもしれない。
やや専門的だけれども、子どもに環境問題を語ろうというような人ならば、充分に読みこなせるはず。
IPCC 第4次評価報告書 統合報告書 政策決定者向け要約
文部科学省・経済産業省・気象庁・環境省仮訳
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/interim-j.pdf
これに比べて、こちらはすでにアジテーションの様相を濃くしている。
IPCC第4次評価報告書 統合報告書 概要(公式版)
環境省 2007年12月17日version
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/ar4syr.pdf
それにしても、本当におかしいのは、このIPCCの報告書を、忠実にわかりやすく解説する書物がないこと。
「不都合な真実」のように、ウソも平気で書きたてるような、感情的に「恐怖」を煽るような本ばかりだ。
何と言っても、このIPCCの報告書が、温暖化論の本家本元なのだから、これをきちんと扱わないというところにも、実は本気で心配なんてしていないという、温暖化アジテーターたちの本音が透けて見える。
上記以外の参考書を
地球温暖化 埋まってきたジグソーパズル
同じく伊藤センセが5年前に書いた本
地球温暖化論への挑戦 薬師院仁志
地球温暖化は憂うべきことだろうか 近藤邦明
CO2温暖化説は間違っている 槌田敦
直接ではないけれども、私が温暖化問題に疑問を持つきっかけになった本は、
太陽黒点が語る文明史 桜井邦朋
因みに、科学雑誌のニュートンの別冊にも特集がある
この真実を知るために 地球温暖化
さすがに、温暖化論にとっては「不都合な真実」があまりにも知られてきたので、そうした疑問に答える形になっている。
が、しかし、中身はこうした論法になっている。
温暖化論への疑問を並べる → そうかもしれないがよくわからない → でもコンピュータシミュレーションでは温暖化すると出た → だから温暖化論は正しい
何のことはない、コンピュータ様の言うとおり と言っているだけだ。疑問の内容についての、説明・反論などほとんどない。
これが科学雑誌とはまったく情けない。
とにかくも、他の人はさておき、子どもに温暖化を語る先生は、IPCCの第4次報告と「地球温暖化論のウソとワナ」くらいは、必ず自分で読み、自分の頭で検証してから語って欲しい。
子どもから老人までが洗脳されていく、その裏では、毎年1兆円もの税金が「温暖化対策」という名で消えていく。老人も障害者も地方も、何でもかんでも弱い立場のものは み〜んな切り捨てて、温暖化対策(≒原子力)には大盤振る舞いだ。
こんな世の中で、何十冊と出版されている恐怖煽動本のようなデタラメなことを子どもに教えてしまったら、笑いものになるくらいではすまされない。
まずは、知ることから始めよう。
★環境問題を考えるには、正確な知識と、明確な論理を持つことが必要だ。
メディアをうのみにするとろくなことはないし、そのことについて責任をとってくれない。
環境問題は、じつは利権と深くつながっている。しかも、その闇は深い。
ほとんど普通の人の見えないところでさまざまな動きがあり、その動きの結果は日常生活に大きな影響を与えている。
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