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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7190629.html より全文転載。
(注:本文中のグラフは、上記URLにでご覧下さい)
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年5月23日です。
中部大学の武田邦彦教授が、御自身のHPに昨日アップされた「カラッといこう!環境問題は一つもない(3)未来のある時代の方が大切だの記述は、多くの人々を「二酸化炭素地球温暖化説」の洗脳状態から解き放つ効果が高い内容ですので、以下その全文を転載します。
(以下転載)
カラッと行こう!環境問題は一つもない (3) 未来のある時代の方が大切だ
3回目は温暖化を打破しておきたい。この話は複雑なので、きわめて基本的なグラフを二つ示して、それで結論を出そうと思う。すこし乱暴だが、時には木を見て森が見えないときもあるから。
まず、最初のグラフは「現在はもともと温暖化の時期で、平安時代や縄文時代よりかなり寒い」というものだ。これはIPCCも第二回の報告書まで使っていた、学会ではほぼ認められたものである。
過去の気温.jpg←クリックすると拡大
世界的に気温が高かった2006年はこれまでの3000年の平均より少し低い気温で、まだ「日本が3000年の間、経験した温度から見ると2℃も低い」ということが言える。
だから、温暖化で何かが起こるということは当面、考えられない。
第二番目のグラフは、二酸化炭素の濃度だ。次のグラフは地球が出来てからの二酸化炭素などの変化を示しているが、二酸化炭素はずっと減り続けている。
過去のCO2濃度.jpg←クリックすると拡大
生物が誕生したのはかなり前だが繁栄しだしたのはカンブリア紀(6億年ほど前)で、その時には0.5%まで減っていたが、それでも現在の10倍以上の濃度である。生物はそのような環境の中で快適に暮らしていた。
だから、二酸化炭素の濃度は10倍までOKである。
それより、生物にとって二酸化炭素が「生きるための原料」であり、それがほとんど無くなりつつある。おそらく「生命の絶滅」は「二酸化炭素の枯渇」によって決定的になるだろう。
二酸化炭素が無ければ植物は光合成ができず、植物を食べて生きている従属栄養生物としての動物もまた絶滅する。
「持続性社会」を作るため、生物が地上に繁栄する為には、危険な水準まで下がってきた二酸化炭素を増やさなければならないという結論に達する。
少し頭を冷やしてよく考えてみたい。このようにしっかりした根拠から見ると、まるで逆になるのだから。
(平成20年5月21日 執筆) 武田邦彦
(転載終わり)
昨日、WTI原油先物価格が135ドル/1バレルを突破し、さらに上昇するのではないかという憶測がネット上で飛び交っていますが、価格上昇の要因の一つが「二酸化炭素地球温暖化論」だということに、少なくとも聡明な保坂展人衆院議員は、既にお気づきだと思いますので、原油価格高騰の影響が最も強く表れる生活弱者や中小零細企業が大勢困窮する前に、早急に何らかの行動を起こしていただきたい物です。
スパイラルドラゴン拝
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