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http://www.amazon.co.jp/環境問題はなぜウソがまかり通るのか2-Yosensha-Paperbacks-029-武田邦彦/dp/4862481825/ref=sr_1_2/503-2890055-3347165?ie=UTF8&s=books&qid=1211281125&sr=1-2
(転載
内容(「MARC」データベースより)
京都議定書の持つ政治性とそのカラクリ、リサイクル問題に対する反論、環境省の内実、危機をあおりがちなメディア・バイアスの問題…。「エコ常識のウソ」を明らかにし、環境問題の本質を捉えるための視点を提供する。
ますます膨らむ「環境バブル」「エコの空騒ぎ」に
「NO」を突きつける!!
・京都議定書は、「現代の不平等条約」だ!
・二酸化炭素を削減しているのは日本だけ?
・バイオ燃料は誰にとって好都合な燃料か?
・レジ袋削減とエコバッグ推奨運動は大間違い!
・リサイクルは「資源のムダ使い」「利権の温床」だ!
「今後100年間で地球の平均気温は6.4℃も上昇?」
「まず、ありえない!」
6.4℃とはIPCC第4次報告書に発表された
最も悲観的なシナリオ下での
しかも予測幅があるうちの最悪の数値に過ぎない。
イギリスのBBCは、1.8℃〜4℃の上昇と報道している。
京都議定書の削減目標を真に受けているのは日本だけに等しい!
ツバルの海面水位上昇は温暖化による影響ではない!?
日本人は地球温暖化についても正確な情報を得ていない!
地球温暖化でもウソがまかり通っている。
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環境対策も利権撲滅も大事, 2007/11/7
Byアジアの息吹 - レビューをすべて見る
私は科学者ではないので、
巷でよく云われる環境問題のデータと
著者が掲げるデータのどちらが正しいのか
残念ながら確認する術を持たない。
しかし公的な研究資金を、エコ推進派に
すべてつぎ込んでしまうのではなく、
推進派に8割、反対派に2割出し
バランスをとっていけばよいのではないか、
という対談での意見は利権撲滅などに
非常に効果があるように感じた。
環境対策はもちろん大事である。
しかしそれを隠れ蓑に反対意見を封殺し
利権をむさぼる勢力があることだけは確かであろうから。
論点の整理, 2007/12/15
By至高の豚 - レビューをすべて見る
本書の論点を整理して見ました。ご参考にどうぞ。
1 過去の環境問題
・1940年〜1970年半ばまでは、気温が低下し続け、寒冷化が問題とされていた。
この期間、二酸化炭素は増え続けている。なぜ、二酸化炭素が増えているのに寒冷化が
進んだのかは、明らかでない。
・1980年代〜1990年代は「オゾン層の破壊」が問題とされていた。
今は、温度が低くなるとオゾン層が減るという説が有力になり、「オゾンホール」の
報道はすっかり影を潜めた。
=>過去の環境問題は誤りだった。
2.現在・将来の環境問題
IPCC=地球温暖化に関する政府間パネルによると
・1906年〜2005年で地球の気温は0.74度上昇した。
今後100年で2.8度の上昇を予想。(平均シナリオ)
・1961年〜2003年まで約40年で海面水位は7センチ上昇した。
今後30年では約11センチの上昇を予想。
=>過剰な悲観論は不要。
3.報道の問題
・メディアは誇張的姿勢が強すぎる。
・権威ある報道機関が、100年間で気温は6.4度上昇し、30年間で海面水位が
59センチ上昇という、極端なシナリオに基づくものを予想値として報道している。
・南極の氷が解ける映像は南極の一部を撮ったにすぎない。
・道路やスーパー、小学校が水浸しになる環境問題PRのCMがあったが、全く根拠がない。
・ツバルの水没、ハリケーン・カトリーナは、地球温暖化との関連性は立証されていない
=>メディアの偏った報道が環境問題への誤解を生んでいる。
4.リサイクルの問題
・ペットボトルを焼却することは何の問題もない。
ペットボトルのリサイクルはかえってエネルギーを無駄に使っているだけ。
・ゴミは焼却する方が良い。
ダイオキシンの毒性は今まで考えられていたより低く、危険なほどにはでない。
=>現在のリサイクルは、問題の解決の方向とは逆に向かっている。
本著は、環境問題への疑問提示が、うまく論理展開されていないため、一読して怪しい印象
を受ける。
重要な指摘事項は極めて多いが、残念ながら傑作とはなっていない。
著者の次作を大いに期待したい。
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(転載をはり まだ読んでない)
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