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http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7086647.html より全文転載。
「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年4月27日です。
私が以前アップした「地球を知る!」に、TKさんから、「地球温暖化」って・・そのポイントをつく!というタイトルのコメントが卒せられました。
今回TKさんから寄せられたコメントは、4月30日に揮発油税の暫定税率維持を含む歳入関連法案(日切れ法案)の、衆議院での与党の3分の2以上の賛成によるで再可決を目論んでいる、鬼畜詐欺師政党自民党とカルト政党公明党に対して、強い怒りを覚えている方々にも、是非とも読んでいただきたい内容なので、ブログ本文として掲載します。
(以下転載)
「地球温暖化」って・・そのポイントをつく!
最近、ウエブ上で「二酸化炭素地球温暖化」または「温室効果」が「永久機関」であるという指摘がいくつも見受けられるようになりました。
両者をENDで検索してみるとよくわかります。これからは、「地球温暖化論」も今までのようにはいかなくなるでしょう。
「地球温暖化論」とは、結局どういうことか、それはとても物理的な話にはなじまない、政治・ビジネス95%の話ということが断言できるでしょう。
それは最近あちこちで書かれているように、「科学」ではなく「ビジネス」の世界なのです。「IPCC」の「議長」が代々経済屋さんであることからもよくわかります。
物理的な話をしていてもみ合わないのはそのためでしょう。(現在のパチャウリ議長はインドの「エネルギー経済研究所」の所長。)
以下にこの「地球温暖化論」のポイント、注意すべき間違いのポイントなどを参考に簡単に列記してみましょう。
◇地球の平均気温
・「地球の平均気温」が長期にわたって上昇しているデータはない。(地球の平均気温は「人工衛星」以外で測定できない。地上の気温は特定の地域のこと。)
・すべての異常気象を含む「気象現象」には「平均気温」じゃなく、「温度差」(密度差・気圧差)が必要。
・「温度差」がないと「仕事」=大気の循環・移動=気象がおきない。(熱力学第二法則)
・気象というのは、大気の「熱の平準化」のための大気の移動(熱のアンバランスの解消)であって、大気はとても平均化していない。よって「人工衛星」で上空から測るしかない。
◇異常気象
・現在、「温暖化」による「異常気象」は起こっていない。
・殆どは「偏西風の大蛇行」や「北極振動」、「極渦」や「北大西洋振動」(北極の氷活動・増減等に影響)など「大気の大循環」の異常、およびそれらに起因する大きな「温度差」の発生による典型的な現象です。
・また、ツバルとか、氷河とか棚氷など「用語上のトリック」による言葉上のものと思われます。
◇温度差・温室効果・熱伝導
・気象現象の元・「温度差」ができるためには「熱伝導」が必要。
・「温室効果」は「熱伝導」が生じない論。(=放射平衡論)
(「放射」で平衡してしまうので、「熱伝導」に行かない論!。・・ 地球上における熱の伝わり方は、熱伝導、熱伝達(対流)、放射、潜 熱(蒸発)がある。
・「温度差」ができるためには、「寒気」と「暖気」が必要。(つまり気象現象(天気)は、「寒気」と「暖気」で生まれる。)
・「温室効果ガス」・「温室効果」というものは物理的に存在しないもの。
・「温室効果」で「温度差」は発生しない。
・「温室効果」は、熱の流れが逆(可逆)。=第二種永久機関
・「温室効果」では、「付加的温度上昇」(温暖化)を起こすエネルギーがどこにもない。=第一種永久機関
(宇宙に捨てられる熱の回収=再放射=第二種永久機関)
◇電気について・ダブルカウント・省エネ
・電気は「二酸化炭素」ではない。
「電気の使用」を削減しても二酸化炭素の排出削減に関係しない。
・電気はすでに「発電所」で発生してるので、ダブルカウント!。
・「電気の使用」を削減しても、全体的には全然「省エネ」にならない。
◇二酸化炭素
・二酸化炭素(温室効果ガス・温室効果)によって温度上昇はない。
(熱力学第一・第二法則)
・温度が上昇すると大気中の二酸化炭素が増加する。
(ヘンリーの法則)
したがって、温度上昇により二酸化炭素が増加するということは物理的(ヘンリーの法則)だが、二酸化炭素が増加して温度が上昇するというのは非物理的=文学的世界。(=宮沢賢治の童話の世界。)
参考までに、宮沢賢治の時代は、冷害が切実な時代で今のようないいかげんなものではなかったはずです。
でも現在、地球の気象のような複雑な自然現象を,何も知らず何も被害を受けてない人が、人間の活動や産業活動だけで文学的に説明しようとするします。こうした発想自体「飽食の時代」の救い難く非科学的なことではないでしょうか。
こういう議論は,地球環境をあたかも人間の自由になる何か実験室か工場のように思い描く(=地球に優しい)ところからくるもので,悪しき産業社会的想像力の産物ではないでしょうか。
(参考)東北大凶作と宮沢賢治:
宮沢賢治の童話「グスコーブドリの伝記」(1932年)は、火山噴火=二酸化炭素の大量放出=温暖化で冷害を防ごうというもの。昭和6年の東北大凶作のときに作られた童話。アメニモマケズ・・はこのときの詩で死後手帳の中から発見されたもの。
日本の歴史は「飢饉の歴史」でもあったようだ。「昭和」に入ってからも東北は「冷害凶作の歴史」だった。(東北の大凶作は、太平洋戦争に至る遠因の一つといわれる。)
今、「食」の問題、食の安全の問題から自給の問題まであるが、「飽食の時代」と言われて久しく、まだ地に足がついていない議論だ。米が余ったというのはつい昭和も戦後20年以上たった、40年代後半のできごとだった。
参考までに、これは「東北大凶作」のとき、岩手の農業試験所が冷害に強い品種を何千種の中から、「藤坂5号」という昭和40年代になって始めて改良することに成功したことによる。
(参考)北大西洋振動・・北極の氷の変化に影響
http://www.actiblog.com/ray/37035
http://kobam.hp.infoseek.co.jp/meteor/nao.html
(転載終わり)
スパイラルドラゴン拝
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