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http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY200812290186.html
「年越し派遣村」日比谷公園に31日開村 食と住居提供
2008年12月30日0時51分
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「年越し派遣村」について説明する湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長(左から2人目)=29日午後、東京・日比谷公園、杉本康弘撮影
急激な雇用環境の悪化の中で迎える年末年始。「派遣切り」などで仕事と住居を失った労働者らに、食事と寝泊まりできる場所を提供しようと、労働組合や支援団体などが31日〜1月5日、東京・日比谷公園に「年越し派遣村」を開村する。期間中には、労働、生活相談なども実施する。支援者らは「非正規労働者の命を守り、声をすくい上げる場にしたい」という。
連合や全労連、全労協などの労働組合や反貧困ネットワークなど約20団体が参加する。労働・社会保障行政への批判を目に見える形で伝えようと、厚生労働省前の日比谷公園を開催地にした。
31日午前10時に開村式。1月4日までの午後1〜6時、弁護士らが相談に応じるほか、朝昼晩の食事(5日朝食まで)も200人分を用意。寮などを追い出された人のために寝泊まりできる場所も提供する。明るく新年を過ごそうと、もちつきやたこ揚げ大会といったイベントも企画しており、実行委では「ボランティアはもちろん、ストリートミュージシャンや大道芸人の参加も大歓迎」という。
29日、同公園内で会見した、「村長」就任予定の湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長は「年末年始は、仕事もなく、役所も不動産屋も閉まる、ないないづくしの期間。困ったら、まずは相談に来て欲しい」と呼びかけた。
派遣村ウェブサイト(http://hakenmura.alt-server.org/)も開設中だ