★阿修羅♪ > 昼休み14 > 679.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008122537_all.html
中川秀がけっぷち…町村派の会合にも呼ばれず
自民党の渡辺喜美元行革相が華々しく造反劇を披露した傍らで、「反麻生」の首領格とされる中川秀直元幹事長=写真=ががけっぷちに立たされている。元社長が24日に脱税で逮捕された不動産会社の上場をめぐり、元公設秘書が口利きをしていた疑惑が発覚。同日午後に開いた自身の議員連盟への出席者は半減し、その夜の町村派幹部の会合にも呼ばれないなど孤立化が止まらないのだ。
問題の口利き疑惑は、法人税法違反(脱税)で元社長が東京地検特捜部に逮捕された不動産会社「ABCホーム」(東京)をめぐってのもの。2005年9月、当時の公設第2秘書が元社長らとともに名古屋市にある名古屋証券取引所を訪れ幹部と面会。元秘書は「上場を希望しているのでお願いします」などと働きかけたとされる。
中川氏は官房長官時代の00年10月、愛人への捜査情報漏洩問題といった女性がらみのスキャンダルが炸裂し、辞任に追い込まれた過去がある。それだけに自民党ベテラン秘書は「今回は秘書の独断といっているが、使用者責任はある。仮に献金でももらっていれば致命的だ」と語る。
こうした中、中川氏を中心とする社会保障に関する議連「生活安心保障研究会」の第1回総会が24日午後、党本部で開かれた。
反麻生議連とも言われただけに党内外の注目を集めたが、104人の参加表明に対してこの日の本人出席者はわずか32人。
ほぼ同時刻に造反会見をしていた渡辺氏はもちろん、総裁選で中川氏が支えた小池百合子元防衛相の姿もなく、57人が出席した11日の設立準備会からほぼ半減となり、求心力の低下を印象付けた。
さらに、同日夜には、森喜朗、安倍晋三両元首相や町村信孝前官房長官、細田博之幹事長ら町村派の主要幹部が都内の料理店に集まったが、同派の代表世話人を務める中川氏は呼ばれなかった。出席者らは中川氏を念頭に、「これまでも党から出て行った人はみな不幸になった。若手議員の運命を迷わせてはいけない」との認識で一致。同派での中川氏の孤立ぶりがいっそう深まった格好となった。
ZAKZAK 2008/12/25