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631 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2008/12/19(金) 11:33:59 ID:CUkfK/7X
雇用4法案 与野党一致して成立を
四法案は民主党が作成し、社民、国民新両党が共同歩調をとった。
内容は▽新卒者の採用内定取り消しの規制強化▽失業した非正規労働者らへの住宅貸与や生活資金と
して月額最高十万円の給付▽短期就労者への雇用保険の適用−などが柱だ。
内定取り消しに厳格な条件を付けたり、公営住宅を提供したりすることは即効性があり、セーフティーネット
(安全網)として役立つ。
こうした点は政府が年明けの通常国会に提出する一兆円規模の雇用対策の中身とも重なり合う。
ところが、自民党は「パフォーマンスだ」と批判し、野党の法案提出が気に入らないと言わんばかりだ。
確かに民主党にはいまの雇用危機を逆手に、麻生太郎政権に揺さぶりをかける狙いもあるだろう。
だが職を失い、明日の暮らしにも不安を募らせる人たちが日に日に増える中にあって、緊急の対策に与党
も野党もあるまい。
現に政府・与党からは「野党法案の中身はほとんど政府がやろうとしていることと同じだ」との声も聞こえて
くるではないか。
仮に野党の法案に問題点があれば、与党のイニシアチブで審議を通じて修正すればいい。国会の論戦を
経たうえで、与野党が協力して早急に成立させるべきである。
もともと肝心の雇用対策を盛り込んだ本年度第二次補正予算案の提出を通常国会に先送りしたのは政府・
与党だ。それを挽回(ばんかい)するためにも、ここは衆院で直ちに審議入りして責任を果たしてもらいたい。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/136097_all.html