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http://www.asahi.com/politics/update/1208/TKY200812080109.html
内閣支持率急落、与党「麻生離れ」拍車 野党は解散攻勢
2008年12月8日12時55分
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首相官邸に入る麻生首相=8日午前、東京・永田町、河合博司撮影
麻生内閣の支持率急落により、与党内では「麻生離れ」に拍車がかかり、政界再編は不可避との見方も広がりだした。民主党など野党側は早期の衆院解散を迫るなど攻勢を強める構えで、年末から年明けにかけて政局が緊迫するのは避けられない情勢だ。
「非常に厳しい私への評価だと受け止めている。景気対策・雇用対策への期待に十分こたえられていないという批判だと思う」。麻生首相は8日昼、首相官邸での政府与党連絡会議で、支持率急落についてこう述べた。河村官房長官は記者会見で「麻生カラーが影を潜めたのが、その結果につながったのではないか。叱咤(しった)激励と受け止めたい」。
一方、自民党の幹事長経験者は「すでに統治能力すらなくなっている。(党内で)様々な動きが出てくるだろう」。渡辺喜美元行革担当相は6日の日本テレビの報道番組で「政治の世界はカオス(混沌)に突き進んでいる」と政界再編の可能性を指摘した。
公明党幹部は「最悪だ。だから、こうなる前に選挙をやれと言ったんだ」。「麻生降ろし」には否定的な見方を示しながらも、「選挙後は新しい流れに身を任せるしかない」とも語った。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日、記者団に対し「麻生内閣は国民から完全に見放された。国民が不信任案を突きつけている状況だ。年内の総辞職もありうる」と発言。直嶋正行政調会長は同日、愛知県議会内で開いた政策説明会で「選挙が先にいけばいくほど民主党政権の可能性が高まる」と話した。