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http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20081208-437956.html
麻生首相もう終わり?!支持率25・5%
麻生内閣の支持率が、今年9月の発足から2カ月半あまりで、「政権の危険水域」といわれる3割を下回った。共同通信社が6、7両日に実施した全国電話世論調査で25・5%となり、11月の前回調査から15・4ポイントも急落。小沢一郎民主党代表(66)との党首力対決でも初めて小沢氏に負け、ダブルの敗北となった。おひざ元の自民党内でも麻生離れが加速。解散・総選挙へ向けて「麻生氏ではもたない」との声は、ますます強まりそうだ。
麻生内閣の支持率は、先月の調査からわずか1カ月で、25・5%に急落。不支持は61・3%に上昇した。「支持」の理由で最も多いのは「ほかに適当な人がいない」(49・2%)という超消極的な理由。不支持の理由は「経済政策に期待が持てない」(28・3%)が最多で、「信頼できない」(19・8%)「指導力がない」(18・7%)と続く。本人がいくら「景気の麻生」と強調しても、有権者は認めていない。発言の迷走や漢字の読み間違いなど、資質の部分でも信頼されていない実態が露呈した。
さらに麻生氏と小沢氏の「どちらが首相にふさわしいか」では、麻生氏が17・5ポイント減の33・5%。10・1ポイント上昇して34・5%の小沢氏に、初めて逆転された。発足直後は、小沢氏にダブルスコアで勝っており「太郎VS一郎対決」でも麻生氏の弱体化が顕著。自民党支持層の小沢氏支持が4・4%→13・3%に増え、身内からも見放されている。
宮沢内閣以降、同調査で不支持率が6割を超えたのは、森内閣の発足3カ月時(62・4%)と安倍、福田両内閣の末期だけ。発足直後に支持率が3割を切り下げ止まらないケースは、不人気のまま1年あまりで退陣に追い込まれた森内閣以来。麻生内閣の先行き不安を象徴している。
12月1日、産経新聞などが支持率27・5%と「危険水域割れ」を発表したのを機に、麻生氏の求心力は急速に低下。対照的に「麻生降ろし」の動きは強まるばかりだ。野党も攻勢を強め、自民党内では「麻生氏では総選挙を戦えない」との声が日常化。09年度予算審議の行き詰まり→予算成立と引き換えに、麻生氏が「話し合い解散」に応じる→麻生氏は退き「ポスト麻生」で総選挙、というプランまで早くも流れている。
現状では麻生氏が早期解散に踏み切ることは事実上困難だが、求心力が低下し解散もできないなら、政権の弱体化は避けられない。麻生内閣、大ピンチだ。
[2008年12月8日9時27分 紙面から]
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