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【政治】 “自らの手で解散”が危うくなった麻生首相 支持率の急落の原因は首相の本質が明らかになったため
1 :ビーフ・・・・・φ ★:2008/12/04(木) 12:17:27 ID:???0
★“自らの手で解散”が危うくなった麻生首相 /田中秀征
11月28日に行われた自民・民主の“党首討論”を観た。
私の印象も、民主党の小沢一郎党首に軍配を上げざるを得ない。
小沢代表の大技が決まったわけではないが、大差で判定勝ちということだろう。
●党首討論に過剰な自信と期待
その後の報道機関の世論調査もそれを明確に裏付けている。
日経新聞(12月1日朝刊)に掲載された調査によると、麻生内閣の支持率は、
10月末と比べて1カ月で17ポイントも低下して31%となった。驚くべき急低落である。
これは、皮肉にも党首討論によって麻生太郎首相の政策や政局に取り組む姿勢がより鮮明になったからだろう。
おそらく、麻生首相は小沢代表との党首討論に過剰な自信と期待を抱いていたのだろう。
要するに「小沢代表は党首討論が苦手で嫌い」と思い込んでいたのだ。
今までの小沢代表の言動にはそう思われても仕方がないところもあった。
首相が小沢代表に党首討論を申し込み、もし断られたら「小沢代表は逃げている」と言うことができる。
もし万が一、それに応じたらそれは「こっちのもの」と思っていたのではないか。
要は、党首討論が実現さえすれば、それだけで大きな成果が見込めるはずだった。
首相のこの判断には、自分が置かれている厳しい政治状態への認識が欠けていた。
日経の調査でも、第2次補正予算の提出先送りについて、「支持しない」が56%と、「支持する」(28%)を大きく引き離している。
それに、決め手のはずの「定額給付金」も支持しない人が66%と、支持の26%を圧倒した。
これでは、小沢代表はいかに討論が苦手でも勝つに決まっている。
●「人気」を過信していた麻生首相
麻生首相は、自分の「人気」についても過信していたのではないか。
確かに今までの調査で麻生人気は小沢人気の倍近くあった。これは首相の最後のとりででもあった。
ところが、今回の日経調査でも、「首相にふさわしい人」として麻生首相を評価する人が、
わずか1カ月で36%から17%に半減し、小沢代表(17%)と並んでしまった。
他紙の調査では小沢代表が逆転したものもある。(続く)
nikkei BPnet http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081203/117088/