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支持率低下「総理の身から出たさび」 自民渡辺氏に聞く
自民党の渡辺喜美衆院議員は2日、下野新聞社のインタビューに応じ、
麻生内閣の支持率低下について「総理の身から出たさび」と指摘した。
渡辺氏は近々、同党の中川秀直元幹事長が結成する議員連盟に参加することを認め、
「いろいろなグループが大同団結していくことはあっていい」と、
こうした動きが「反麻生」勢力の結集に発展する可能性を示唆した。
−一部報道で麻生内閣の支持率急落が伝えられた。
「総理の身から出たさび。『私の内閣にとって官僚は敵ではない』と言ったツケが回ってきている。
公務員制度改革基本法では、官邸主導型の体制を作るための仕掛けを作ったが、麻生内閣が先取りしている兆候はない。
各省縄張り主義を打破するための内閣人事局に関しても総理のイニシアチブは全く見られていない。
各省や党内族議員の反発で発言が右に左にぶれることから求心力が失われているのではないか」
−第二次補正予算案の先送りも影響しているようだ。
「麻生内閣は選挙管理内閣として期待されていた。
それが選挙を先送りし、景気対策優先と言ったのが、今度は景気対策も先送りと、
基本の政治スタンスがぶれた。このことで国民の不信感を買ったのではないか」
−自民党の中堅・若手議員で二次補正の今国会提出を政府に求めた行動には、党執行部や派閥領袖から批判が相次いだ。
「私の父(故美智雄氏)が言っていた『派閥の前に党がある。党の前に国家国民がある』。
これが政治家の原点でないといけない。今、世界経済は大変な規模とスピードで下落している。
来年の前半までに、これを食い止めないと世界大恐慌になる恐れがある。
だから欧米の指導者はなりふり構わず対策を打ち出している。
総理にはそういう危機感が感じられない。党派を超えて危機管理に当たる必要性を私は痛感する」 (続く)
下野新聞 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20081203/82366