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ZAKZAK
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http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112901_all.html
「マンガばかり読んで国民のことを考えてない」
麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による初めての党首討論が28日午後、行われた。これまで、パフォーマンス上手の首相が討論開催に積極的で、口下手の小沢氏が難色を示しているといわれたが、国民新党の亀井静香代表代行は夕刊フジの取材に対し、「小沢氏は堂々として貫禄があったが、首相は逃げていた。7対3で小沢氏の圧勝だ」と軍配を上げた。
【人間が軽いから言葉も軽いのか】
第2次補正予算案提出をめぐり、「今すぐ提出せよ」(小沢氏)、「今国会は出せない」との押し問答が続いた討論。
亀井氏は、首相があれほど拒否した理由について「2次補正の目玉である定額給付金が経済対策でも生活支援でもなく、国家権力による選挙買収だとバレたのが原因だろう。あまりにも国民をバカにしている。首相は(今国会に提出することで)醜態を晒したくないのだろう」と語る。
小沢氏が追及した首相の失言と言葉の軽さについても、「マンガばかり読んで、国家や国民のことを深く考えていない証拠。人間が軽いから口から出てくる言葉も軽いのか。最近の歴代首相を見て『俺にもできる』と思ったのかもしれないが、首相になったことが間違いだ」と指摘した。
一方、小沢氏に対しても「首相を問いただすだけでなく、野党第一党の代表として、『日本をどうするのか、どうあるべきか』という国家観や歴史観も聞きたかった」と注文をつけた。
【麻生内閣はもうおしまい】
約45分間の党首討論を見て、「麻生内閣はもうおしまいだ」と結論づけた亀井氏だが、「首相には福田康夫前首相のように自ら身を退く気はないだろう。来年9月の任期満了までポストにしがみつくのではないか。ただ、そうなれば日本の政治は死ぬ」という。
そこで、今後の亀井戦略について聞いた。
「米国では来年1月、資本主義を暴走させ、格差社会を進行させたブッシュ路線を大転換させるオバマ政権が誕生する。日本では小泉純一郎政権がブッシュ路線を推進し、その中核にいたのが麻生太郎だ。首相に大転換の舵は切れない」
「来年の通常国会が勝負だ。国会冒頭、『国民生活が大変な時に、何の手も打たなかった』『小泉路線の中核にいながら総括をしていない』として、参院で首相の問責決議案を可決させる。野党結束して『解散か、総辞職か』を突き付ける。腹を決めてやる」