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11/23 10:07 産経新聞
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/198214/
【首相ぶらさがり会見】11月22日夕(日本時間23日朝)、リマ(ペルー)市内
麻生太郎首相は22日夕(日本時間23日朝)、ペルーのリマ市内で同行の記者団に対し、元厚生次官ら連続殺傷事件で「おれが事務次官を殺した」と男が警視庁本部に出頭したことについて、「もし本人だとすれば許し難い」と述べた。詳細は以下の通り。
−−元厚生次官を殺害したと名乗る男が銃刀法違反容疑で逮捕されたんですが、この件について首相の率直な感想をお聞かせ下さい。
「なに、本人が包丁を持って自首してきた、でしたっけね。本当かどうかよく分からないところがるんだろうが、もし本人が、血のりを調べたりすればそれは分かるで
しょうけど、もし本人だとすれば、それは許し難い」
−−何か指示はされたんでしょうか
「そのことに関して本人の話がという、そういう話が来ましたから、本当かと言ったら、分からんという話だったんで、真相解明をきちんとした上でという話をしましたけど」
−−日米首脳会談なんですが、ブッシュさんにとっては最後の日米首脳会談になるかと思うんですが、今後の政権に向けて、拉致問題や給油活動について、どのような意見交換をされたんでしょうか
「この8年に関しては、前の8年に比べて日米関係というのはよくなったと思いますねぇ。間違いなくこれまでの総理と大統領との個人的関係も、ブッシュ、小泉等々はよくなったことははっきりしていますしね。その点に関してはこちらの方から評価、少なくとも間違いなく評価、その上で、拉致の話?拉致の話に関しては、向こうから拉致に関するコメントは2度ほどあって、北朝鮮の核の話と拉致の話について、えーと、どういう表現だったかなぁ、えー、拉致の話は核の話と同様、極めて重たい、という意識が日本にあるし、私もそれを共有している。次の政権にもこの2つの問題はきっちり…いや継続され、いや、違うな、きちんと伝えていく、そういう表現ですね。ですから、オバマという人にもその話をきちんと伝えるという話をされたんだと思いますね」
−−APEC首脳会議なんですが、金融問題について今日、重点的に協議されて特別声明も出されましたが、首脳会議の中で麻生総理の方から具体的にどのようなメッセージを各国首脳に伝えられたのか、そして、それが特別声明、そのほか、会議にどういった影響を与えたと思われますか
「首脳会議の中で金融に関しては、目先金融、短期的には金融の解決が大事、という話はG20でも話をしました。APECにも同様にその、なに、短期的には金融という話をして、基本的には3つ、1つ、IMFに対する1000億ドルの融資が1つ。2つ目は世界銀行が10億ドル、日本が20億ドル、で、えーと、新たに中小国、中南米を含む中小国、APECですからね、ASEANじゃありませんからね、APECですから、中小新興国に対する世銀の中の特別の枠を、ファンドを20億と30億、合計30億立ち上げる。3つ目が保険機構。この保険が効かなくなってきてますから、いろんな金融が着かないもんだから。その世界保健機関の中に、いろんな形で保険を再保険を再保険、再保険って分かる?あんまり分かっている感じじゃないけど、保険を一つの会社で請負きれないんですよ。それに対して日本が再保険をします、という再保険機構ていうみたいなものをつくるという、この3つをこちらから言って、声明の中にもそれが正式に入ってますから、評価は極めて高かったということだと思います」
−−特別声明の中にドーハラウンドの年内の大枠での合意に向けて、かなり強いメッセージが入りましたけれども、これによって自由貿易が促進されるという見立てお持ちなのか、それと、日本の中にも重大な、農業の保護を求める声が大きいですが、日本の中で今後どのようにリーダーシップを発揮していくお考えなのか
「このドーハラウンドについては、基本的には1929年のブラックマンデー、なんでしたかね、大恐慌のときの話の後は、3つのことが起きた。えー、自国の通貨切り下げ、関税障壁の引き上げ、そしてブロック化。この3つが起きて、結果的には第2次大戦につながっていったといわれるもんですが、そういったことが起きないように、自由貿易という、保護貿易にはしない、自由貿易を維持するというのが一番肝心なところ、これは1920年代と今回が違うところです。それを促進するのに最も形として証明できるのがドーハラウンドをまとめるということで、ドーハラウンドをきちんとまとめようというのを正式にコミットするということを年内にやります、という話なんだと思いますが、これはみんなコミットしたはいいけど、できるかどうか分からないだよ、まだ。今からやってみなきゃわかんないんだけど、自由にしても、やるといってるんで、日本にとっても大きい、自由貿易が維持されるのはいいことですから、それについては、われわれとしては、大いにまとまるように努力しなくてはいかん。これは交渉がありますんで、いろいろ農業の問題に限らず、今度は農業以来のその他の工業製品に関しての反対がほかの国にありますから、そのへんも含めて、今から交渉を年内に向けて精力的に、通産とか農林省の仕事になりますけども、やっていくということです」