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NY原油ついに50ドル割れ 4カ月で100ドル下落
20日のニューヨーク商業取引所の原油市場は、国際指標となる米国産WTI原油の
先物価格が一時、前日終値より3ドル以上安い1バレル=49ドル台まで下落した。
取引時間中に50ドルを割り込むのは07年1月中旬以来1年10カ月ぶり。
世界的な景気悪化にともなう原油需要の減少を予想した投資家の売り注文が多い。
金融危機で、これまで原油相場を押し上げてきた投機資金が一斉に投資を引き揚げている
ことも原油急落の要因だ。
今年7月に取引途中の史上最高値147.27ドルをつけた相場は、わずか4カ月余りで
100ドル近くも急落したことになる。市場では、石油輸出国機構(OPEC)が
相場下支えを狙って追加減産に動くことへの警戒感もある。
一方、ニューヨーク外国為替市場では、円相場で円買いドル売りが優勢になっている。
一時は前日午後5時時点よりも1円以上円高ドル安の1ドル=94円台まで円が上昇し、
10月下旬以来の円高水準をつけた。
ニューヨーク株式市場は、急落した前日に続いて売り注文が先行し、下落して始まった。
大企業で構成するダウ工業株平均は一時、前日終値と比べた下げ幅が220ドルを超えた。
景気悪化の長期化などへの懸念が強い。
朝日新聞 asahi.com【ニューヨーク=丸石伸一】(2008年11月21日0時43分)
http://www.asahi.com/business/update/1121/TKY200811200331.html