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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081105AT2M0502C05112008.html
米大統領選 民主、共和の地盤を崩す
【ワシントン＝藤井一明】4日投票の米大統領選は民主党のオバマ候補への期待と共和党のブッシュ現政権の不人気を受け、共和党の地盤を民主党が切り崩す展開となった。初めて投票所に足を運ぶ若い世代や黒人、ヒスパニックらが変化の原動力だ。オバマ氏は激戦州とみられていたペンシルベニア州やバージニア州を相次いで制し、課題だった白人層の票も掘り起こして念願の勝利を手にした。
ペンシルベニア州はオバマ氏が民主党の大統領候補を決める予備選でヒラリー・クリントン上院議員に敗れた州。共和党のマケイン候補は白人労働者を標的に支持の拡大に努めてきたが、オバマ氏の勢いが勝った。バージニア州は保守層が厚く長く共和党の牙城とされてきたが、オバマ氏が接戦をものにした。
オバマ氏は最大の票田であるカリフォルニア州での勝利が判明した米東部時間4日午後11時（日本時間5日午後1時）過ぎに当選を決めた。 (14:08)
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