★阿修羅♪ > 昼休み13 > 625.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20081021-01-0202.html
11・30 衆院選!? 「あのころ君は若かった!」
2008年10月21日 読売ウイークリー
麻生太郎68歳、小沢一郎66歳。自民、民主両党にとって「天下分け目の戦い」となる次期衆院選で、両党首が激突する。若かりしころと今を比べると、髪の分け目の位置が変わったり、痩せたり、太ったり……と、普通の男の人生と変わらないが、そこは「栴檀は双葉より芳し」。陣笠代議士のころから存在感を漂わせている。
43歳の小沢氏と36歳の麻生氏
麻生首相は30年、小沢代表も40年の議員歴がある。だが、2人の間にこれといった接点はない。
自民党時代の小沢代表は旧田中派、旧竹下派に所属。田中角栄・元首相や金丸信・元副総理にかわいがられ、47歳の若さで幹事長に上り詰めた。その後、51歳で離党して細川連立政権を樹立。連立政権が瓦解して後は、新進、自由両党を作っては壊し、61歳で民主党に合流した。与党、野党に立場を変えながらも80年代後半から一貫して政局の中心にいる。
一方の麻生首相と言えば、小沢代表が自民党で権力の中心にいた1990年前後は文部政務次官、自民党文教部会長にすぎなかった。
「当時は横綱と十両クラスの違い。小沢さんにとって麻生さんは宮沢喜一さん(元首相)の取り巻きの一人でしかなかった」(ベテラン政治記者)
初入閣(経企庁長官)は96年で、すでに56歳(当選6回)だった。それまでは十人並みの出世コースだったといえる。
しかし、小泉政権で政調会長に起用(2001年)されて以降は、総務相、外相、幹事長など日の当たるポストを歴任。そして9月に第92代首相へと上り詰めたのだ。
さて、気になる衆院解散・総選挙だが、いつあるのか。
年内にあるとすれば、APEC首脳会議(11月22、23日、ペルー)や新テロ対策特別措置法改正案の審議日程を考慮して、
「10月29日解散―11月30日投票」
しかないというのがもっぱらの見方だ。ただ、自民党内には、9月下旬に党が小選挙区ごとに行った世論調査を踏まえ、
「今やれば自民党は200議席を下回り、与党で過半数割れは必至の情勢のため、年明け以降に先送りすべきだ」(幹部)
とする声が少なくない。
最終判断は麻生氏が行う。クレー射撃の名手だった麻生首相の照準は、どのタイミングに合わせられているのだろうか。