★阿修羅♪ > 昼休み13 > 495.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000050-sanspo-base
WBC星野監督、28日にも発表へ
10月16日8時1分配信 サンケイスポーツ
拡大写真
星野氏に惨敗を喫した北京五輪のリベンジの舞台が用意される(写真:サンケイスポーツ)
来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督に、北京五輪代表監督を務めた星野仙一氏(61)=阪神オーナー付シニアディレクター=が就任することが15日、確実となった。監督選考などを議論する「WBC体制検討会議」が都内のホテルで開かれ、出席者の“満場一致”で内定した。次回28日にも予定される第2回会合を経て、加藤良三コミッショナー(67)が星野氏の就任を正式発表する。
【写真で見る】 ノムさんニヤリ、なにやら星野氏に…
プロ野球界で日本代表監督、選手選考のために現場監督らを含めた有識者会議が開かれるのは初めて。加藤コミッショナー、王特別顧問が共同座長を務めた検討会議では、約1時間半にわたってWBCの代表編成について意見交換された。
監督問題ではまず、野村監督が「もう一度王がやればいい」と、第1回の優勝監督でもある王氏の“続投”を提案した。だが、体調問題などを抱える王氏は「ボクはもうやらない」と固辞。さらに王氏は「現役の監督ではきつい」と話した。関係者によれば、それを受けた形で星野氏を推す声が上がったという。
WBCの日本代表は、2月15日に代表合宿を招集。決勝まで進めば帰国は3月25日までズレ込む。現役監督がキャンプ、オープン戦でチームを離れれば、シーズンに影響を及ぼす。この意見には野村、高田両現役監督も賛同した。
在野の監督候補者が、星野氏にかぎらないのも事実。ただ出席者の多くは、メダルを逃したとはいえ、直近の北京五輪で実際に日本代表を率いた星野氏の経験を買った。
会議の冒頭で王氏を推した野村監督も、五輪直後から「王でないなら、星野にリベンジさせてやれ」と発言してきた経緯がある。この日も出席者からは「北京での失敗を次に生かせ」といった意見が出た。思いもよらぬ進行に星野氏は返事を保留したが、事実上の満場一致で監督就任が“内定”したという。
「前回のWBCは準決勝の前日まで予選突破できるかわからなかった。われわれはたまたまうまくいって、北京ではうまくいかなかった。星野監督は“言い訳じみてしまうから”と言っていたが、次のWBCは予選突破も難しい。だれが監督をやるにしても大変だ」
王氏は会見で北京五輪での星野氏の苦労をねぎらった。今後は「12球団がすべて参加して日本の代表として戦う」と側面支援に回る。この日の議論を受け、加藤コミッショナーが星野氏に就任要請を行うが、星野氏も五輪のリベンジへ受諾に支障はない。
クライマックスシリーズ全日程終了の翌日となる28日にも次回検討会議を開き「星野WBC監督」を正式発表する予定。その瞬間から、日本野球の頂点への再挑戦が始まる。