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羽咋市長選 連合石川などが支援する山辺氏初当選 自民・公明が推薦した現職を破る
「羽咋ショック」総選挙に影響?
5日の羽咋市長選で、連合石川などが支援する新顔の山辺芳宣氏(67)が、自民・公明が
推薦した現職の橋中義憲氏(59)を656票差で破った。「次期総選挙の前哨戦」を掲げて
敗れた自民党は3区への影響を懸念し、民主党は「プラス効果は相当大きい」とする。
「現職有利」の声が多かった事前予想を覆す「羽咋ショック」の影響は避けられそうにない。
5日夜、橋中氏の落選が決まった同市東川原町の選挙事務所では、自民党や公明党の
県議らが沈痛な面持ちで座っていた。石田忠夫・自民党県連幹事長は「衆院選への影響を
心配している」と述べ、地元の稲村建男県議は「(26日投開票の)七尾市長選の結果によって
は衆院選に影響が出るだろう」と危機感を口にした。
橋中陣営は今回の選挙を、山辺氏が自民党を離党し、労組の後押しを受けていることから
「保守対革新の戦い」と位置づけた。告示前から自民党の街宣カーを走らせ、告示日の
出陣式には総選挙に出馬予定の北村茂男衆院議員も出席し、道路など国の事業に足がかりを
つけた橋中氏の実績を持ち上げた。こうした選挙戦術について、選対幹部は6日、「マイナスに
はなってもプラスには働かなかった」と悔いた。
一方、3区に民主党から立候補を予定している近藤和也氏は「自民対非自民という対立軸が
あって勝ったのだから、影響は相当あると思う」と期待する。
近藤氏は連合石川羽咋地域協議会との街宣活動で山辺氏の応援をしてきた。山辺陣営の
市議は、自民党員2人、民主党員1人、社民党員2人の構成。「市民党」をうたって浮動票や
労組票を獲得する選挙戦を展開してきた。浅野俊二選対副本部長は「国政への反発も(票に)
あらわれた。総選挙では保守系の票も野党側に流れるのでは」と見ている。
(大畠正吾、金井信義)
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000810070003