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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000057-san-pol
民主政権構想に自民が「反論集」 高速無料化「まやかし」 暫定税率廃止「甘言」
10月9日8時0分配信 産経新聞
小沢一郎民主党代表の政権構想に対する自民党の「反論集」が8日明らかになった。高速道路無料化を「まやかし」、揮発油(ガソリン)税の暫定税率廃止を「選挙向けの甘言」と激しい言葉で批判する内容で、自民党の苦戦が予想される次期衆院選への強い危機感があらわになっている。今後、政権をかけた自民、民主両党の政策論争も白熱しそうだ。
自民党政務調査会のメンバーを中心とする「民主党政策反論チーム」が今月6日、次期衆院選に向けた論戦のための基礎資料としてまとめた。小沢氏が代表選(無投票3選)に際して発表した「新しい政権の基本政策案」に逐一反論し、政府・自民党がこれまで進めてきた施策の正しさを主張している。
民主党が訴える高速道路無料化に対し、自民党の反論集は「高速道路の税金化・国営化にほかならず、約40兆円の債務を国民が税金で払うことになる」と指摘している。暫定税率廃止に関しても「年間5兆円分の収入がなくなり、道路整備ができなくなる」としている。
子供1人当たり月額2万6000円の「子ども手当」を支給するとの政策に対しては「財源確保方法が明確ではない」と批判。公立高校の授業料無料化にも「わが党が掲げる幼児教育の無償化の方が負担軽減、少子化対策に効果がある」と主張している。
ただ、民主党が後期高齢者医療制度の廃止を唱えていることに関しては「より良い制度に改善するため与党や厚生労働省で議論を開始した」と歯切れの悪い表現に。町村派若手は同制度について「支持者からしかられてばかりで、本音では廃止を主張したい」と語っており、政権与党の悩みの深さをうかがわせる“反論”となった。