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『自公連立解体論』 いよいよ発刊。
08年10月01日
No.947
昨日のニューヨーク株式市場は反発し、株価が大幅に上昇した。これを受けて多分日本の株価も上がるのだろう。経済のことは苦手だが、株となると私にはほとんどミステリーの世界だ。日本の株式市場はアメリカの株価の動きにきれいに連動して上下してきた。自公“合体”政権の政治と同じように完全なアメリカ追随である。
日本の政界も経済界も手を拱(こまね)いてみているだけだ。独自の意思や行動があるとはまったく思えない。株価の急落を受け、昨日の自公“合体”政権はしおらしく“解散などしている場合でない”といっていた。しかし、株価がちょっと上がり一段落するといつ解散に踏み切るのか分からない。公明党が早い解散にこだわり、盛んに自民党にけし掛けている。自公“合体”政権のいうことなど株価と同じで当てにならない。
政治など経済よりもっとミステリーだという人が多いのではないか。確かにそういう面もある。しかし、政治のプロの目からみれば、政治にも原理原則がある。原理原則を踏み躙った政治行動の行き着く先は、必ずミゼラブルである。昨日の永田町徒然草のタイトルを「ああ無題」としたのは、ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』を捩(もじ)ったのだ。賢明な読者は気が付いていたことと思うが…。
自公“合体”政権は崩壊寸前である。それは自業自得なのだ。そのことを明らかにするため、このたび著書を発刊する。『自公連立解体論』である。この本は、自公“合体”政権に突きつける白川勝彦の“最後の果たし状”である。10月3日に見本本(みほんぼん)が出来上がり、10月10日頃から全国の書店に並ぶ。多くの方々のご購入を伏してお願い申し上げる。全国の各書店に配本してもらうためにも、下記チラシをダウンロードして近くの書店に申し込んでいただきたいのである。