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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092600916
麻生内閣がスタートからつまずいた。
中山成彬国土交通相が就任早々問題発言を連発し、撤回・謝罪に追い込まれ、
閣僚の不適切な献金受領も発覚した。衆院選が迫る中、野党側はまた一つ、政府への追及材料を得た形で、
新政権のイメージダウンになりかねない。
「麻生内閣が発足したばかりなのに、注意してほしい」。26日朝の与党幹事長・国対委員長会談の席上、
公明党の漆原良夫国対委員長は国交相を厳しく批判し、政府に猛省を促すよう自民党に求めた。
国交相の発言は25日の就任インタビューでのもので、成田空港建設反対闘争を「ごね得」とし、
大分県教委での汚職に絡み「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる」などと断じた。与党側から抗議を受けた
河村建夫官房長官は26日の閣議後の閣僚懇談会で、全閣僚に「発言で国民に誤解を与えないように」と注意した。
ただ、その河村長官も、談合で摘発された複数の企業からの献金が表面化し25日に陳謝したばかり。
中川昭一財務相や小渕優子少子化担当相も自身の資金管理団体や政党支部で、指名停止処分を受けた
建設業者から献金を受けていたことも発覚した。
これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は26日の記者会見で、国交相の罷免を要求。
河村長官らの不適切な献金にも言及し、「(麻生太郎首相の)任命責任も問われることになる」と
首相を厳しく追及する姿勢を鮮明にした。
事故米の不正流通、役所ぐるみの年金改ざん疑惑、米国発の金融不安…。国会で対応を迫られる
これらの難題に、国交相の失言なども加わり、与党側からは「麻生人気はすぐに落ちる。このままでは
玉砕選挙になる」(自民党中堅)との悲鳴も上がっている。