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http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080923ddlk22010200000c.html
自民党総裁選:予備選、麻生氏が6割以上得票 低投票率「逆風感じた」 /静岡
自民党県連は22日午前に総裁選予備選を開票し、麻生太郎氏が投票総数の6割以上の1万2812票を得て、県連割り当ての3票すべてを獲得。同日午後、新総裁に選出された。ただ、当初は前回より高くなるとみられた投票率は、前回(63・02%)から7ポイントも低下。中谷多加二幹事長は「『自民しっかりしろ』と書かれた無効票もあり、党への逆風を感じた」と総活した。【松久英子、浜中慎哉、望月和美】
麻生氏圧勝について、中谷幹事長は「麻生氏支持の雰囲気が全国的に醸成されていた。順当な結果」と分析。投票率低下については「盛り上がっているようで盛り上がっていなかった結果。事故米問題での対応などへの怒りもあったのでは」と述べた。
麻生氏が新総裁に決まったことで、公明党県本部の阿部時久代表代行は「麻生さんはやろうとすることをはっきり言う人だと思うので、期待はある」と歓迎した。
野党からは、否定的な意見が相次いだ。民主党県連の岡本護幹事長は「事故米など問題が山積みなのに、何もやらずに選挙をやってるのは異常」と批判。松下功・共産党県委員長は「政権を投げ捨てた首相2人の幹事長だったが、陳謝と反省をしていない」。社民党県連合の桜井規順代表は「対米自立で生活と平和を大事にする政治に転換しなければならない」と述べた。
石川嘉延・県知事は「解散は、自民党と民主党の最低限合致する部分だけでも補正予算を通してからにすべきだ」と話した。
県内選出議員では、麻生氏に投票した原田令嗣衆院議員(2区)は、「地方経済が疲弊している中で、全国の党員・党友が危機感を敏感に察知し、リーダーシップのある麻生氏に投票したのだろう」と分析。与謝野馨氏の推薦人だった柳沢伯夫衆院議員(3区)は「与謝野さんの見識を大事にしようと運動して、一定の成果は出た」と述べた。石破茂氏の推薦人だった倉田雅年衆院議員(6区・比例)は「全国的に麻生氏が望まれていた結果。麻生氏は経済的感覚がしっかりしており、期待したい」と話した。
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◇総裁選予備選の結果
候補者 得票数
麻生太郎 12812
小池百合子 2823
石原伸晃 2230
与謝野馨 1444
石破茂 739
有権者数 35929人
投票総数 20132票
投票率 56.03%
有効投票数 20048票
無効投票数 84票
毎日新聞 2008年9月23日 地方版