★阿修羅♪ > 昼休み12 > 830.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008091900933&m=rss
与党に危機感=民主、政権交代へ気勢−衆院選調査
次期衆院選比例代表の投票先に関する時事通信社の世論調査で、民主党が自民党を上回ったことについて、与党は「厳しい数字」「このまま衆院解散になれば討ち死に確実」などと危機感を強めている。一方、民主党からは、政権交代が射程圏内に入ったとして気勢が上がった。
自民党選対筋は「無党派層が民主党に流れた結果だ。この傾向は選挙ではもっと顕著になる」と分析。公明党幹部は「民主党に一度政権をやらせてみようという国民の意思の表れだ」との見方を示した。
総裁選の勢いを維持したまま早期の衆院解散・総選挙に打って出る−。世論調査結果をみる限り、こうした与党の戦略は奏功しているとは言えない。「麻生太郎幹事長が首相になれば政党支持率は5ポイント上がる」との楽観論は少数だ。調査後には、リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)や年金改ざん、汚染米問題での農水省の不手際など、政権のマイナス材料が続出しており、自民党内からは「さらに影響が出る」(中堅)との声が漏れた。
これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日の記者会見で「国民は総裁選で浮かれている場合かと思っており、それが民主党への期待感として現れた」と、衆院選の勝利に期待を示した。
同党は「国民の生活が第1という党の主張を強調していくことが大事だ」(参院幹部)として、さらに攻勢を強める方針で、「新内閣ができれば雰囲気が変わり得るので引き締めが必要」との懸念はかすみがちだ。(了)
(2008/09/19-19:06)