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http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY200809050309.html
民主、埋没回避に街へ 「政治に関心、逆風感じぬ」(1/2ページ)
2008年9月5日22時28分
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早朝の街頭演説で政権交代を訴える民主党の長妻昭政調会長代理=5日、東京都渋谷区、蔭西晴子撮影
民主党の衆院議員や公認内定者が地元での総選挙準備に力を入れている。自民党総裁選の盛り上がりに、民主党では埋没を懸念する向きもあるが、解散・総選挙が近づいているとあって有権者の反応はむしろ上向いているようだ。
「次の選挙の最大のテーマは、官僚をコントロールできない今のシステムを放置していいかどうかだ。自民党では誰が首相になっても仕組みは温存される。民主党は統治機構を改革する。ぜひ一度、政権交代をさせてもらいたい」
長妻昭政調会長代理(東京7区)は5日朝、地元の駅頭で声を上げた。出勤途中のサラリーマンらの半数近くがビラを受け取る。写真を撮り握手を求める人の姿も。長妻氏は「福田さんの辞任で、解散総選挙への期待が高まってきたのを感じる。『いよいよだね』って声を掛けられるようになった」と話す。
福田首相の辞意表明を受けて自民党の支持率は回復。露出低下を心配した民主党執行部は「メディア対策チーム」をつくった。馬淵澄夫衆院議員は4日のメールマガジンで「郵政解散など一瞬にして空気が変わる政局の恐ろしさは痛いほど経験してきた。相当まずいことになりそうだ」と危機感を募らせた。
しかし、長妻氏は意に介さない。「新首相の支持率は高くなりそうだが、瞬間的だろう。大事なのは解散から投票までの40日間だ。民主党の政策の中核部分をわかりやすく訴えていく」と前向きだ。
「充電完了」をキャッチフレーズに再起を期す手塚仁雄前衆院議員(東京5区)も空気の変化を感じている。毎日駅頭に立ち続けてきたが、福田首相の辞任表明後、ビラを受け取る人や立ち止まって演説に耳を傾ける人が増えたという。「逆風は感じない。総選挙が近くなって政治への関心が高まってきた」とみる。
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