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米証券大手リーマン・ブラザーズ正念場…サブプライムで大打撃
低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で
業績悪化が続く米証券大手リーマン・ブラザーズに身売りや大規模な
資産売却の観測が急浮上している。9月中旬に発表する今年6〜8月期決算で
巨額な損失処理を迫られているためだ。韓国の政府系金融機関が買収を
検討したと報じられ、同国の金融当局が難色を示すなど、
乱れ飛ぶ情報に投資家も翻弄(ほんろう)されている。
リーマンはサブプライム問題が本格化した昨年夏以降、5月末までに
80億ドル超の関連の損失を計上し、株価もこの1年で約76%も
下落している。6〜8月期決算で約40億ドルの評価損計上が見込まれ、
損失処理のため大規模な資本増強策が急務になっている。
そんな中、21日付英紙フィナンシャル・タイムズがリーマンと
韓国産業銀行などとの間で最大50%出資の交渉が続けられたが、
合意できなかったと報じた。だが、その後も買収話は尾を引き、
株価は乱高下した。
リーマンは身売り説のほか、資産運用部門や、焦げ付きの膨らむ
商業用不動産ローン関連の資産売却も検討中とされる。ファルド
最高経営責任者(CEO)への圧力も高まり、24日付の
英紙オブザーバーは年内辞任の可能性を報じた。
3月に経営危機の米証券大手ベアー・スターンズが
米銀大手JPモルガン・チェースに救済されて以後、「第2のベアー」と
うわさされたリーマンだが、正念場にあるのは間違いない。
*+*+ 産経ニュース 2008/08/26[**:**] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080826/fnc0808261857015-n1.htm