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【北海道、小沢代表3選 「無投票」とは情けない】(道新の読みは浅い、トロイの木馬を干し上げた、高度に優れた判断です)
http://www.asyura2.com/08/lunchbreak12/msg/410.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2008 年 8 月 23 日 13:29:54: 4sIKljvd9SgGs
 

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/113363_all.html
小沢代表3選 「無投票」とは情けない(8月23日)
 民主党代表選で、小沢一郎代表の無投票三選が固まった。

 若手・中堅から出馬待望論の強かった野田佳彦広報委員長、枝野幸男元政調会長が相次いで撤退し、ほかに有力な候補がいなくなったからだ。

 代表選は政策を磨き合って、政権担当能力をアピールする場として期待されていた。民主党はせっかくの機会を自ら失った。

 次の衆院選で政権交代を掲げる政党として情けない。

 衆院選が迫る中、代表選で党が分裂せず良かった。執行部からは、こんな声が漏れる。いかにも永田町的な内向きの理屈である。

 ベテランを中心に小沢氏三選が既定路線のように語られる中、若手からは対立候補を擁立すべきだとの主戦論が強かった。

 党の活力を広く国民に示し、自民党に代わる政権政党として印象づけたい。そのためには代表選は絶好の機会との理由だった。

 底流には、昨年の大連立構想などに象徴される小沢氏の政治手法への警戒感もくすぶっていた。

 野田氏は元国対委員長で、保守系の若手グループを率いるリーダーである。「代表選ができなければ政治改革を語る資格はない」と早くから実施を唱えていた。

 枝野氏も再三、推してくれれば自分が出馬するとの意向を示し、期待を集めていた。

 ところが、党内の大勢が小沢氏三選で固まると、代表選を求めていた若手からも「出馬して敗れれば、ポストなどで不利になる」との声が出始めた。

 その揚げ句に、両氏はあっさりと出馬を見送った。

 代表選をめぐっては、小沢氏の党運営と一線を画す岡田克也元代表と前原誠司前代表も一時、有力視された。しかし、両氏は代表選の意義を強調していながら、早々に不出馬を宣言してしまった。

 二人の代表経験者はもちろん、野田、枝野両氏も次代の民主党を担うと目される人物である。

 にもかかわらず、最後まで小沢氏と正面からぶつかり合う気概や覇気がみえてこなかった。

 こんな逃げ腰の姿勢では、党に活力が生まれるわけがない。

 相次ぐ撤退には、ここは経験豊富な小沢氏で政権交代を果たした上で、ポスト小沢に照準を合わせる。そんな党内の駆け引きを優先させた底意も透けてみえる。

 これでは、民主党が批判してきた自民党内の権力ゲームと同じ体質ではないか。

 小沢氏を無投票で当選させてしまう民主党の責任は重い。

 

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