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米ロ関係の悪化の可能性に言及、グルジア侵攻でゲーツ国防長官
ワシントン――ロシア軍が武力介入したグルジア・南オセチア自治州の軍事衝突で、ゲーツ米国防長官は14日、ロシア軍が戦闘を停止しなければ、米ロ関係は今後数年間にわたって悪化する可能性があると警告した。国防総省での会見で述べた。
長官はしかし、米軍によるグルジアへの軍事介入の可能性は否定した。また、米国が和平維持部隊を送る可能性も打ち消したが、欧州諸国が派遣に踏み切った場合、輸送手段を提供するなどの関与は有り得ることを示唆した。
長官は、ロシア軍侵攻を受け、米国とロシアが昨年開始した長期の戦略関係構築を見据えた対話の重要性は変質したとも語り、対話が打ち切られる可能性にも触れた。また、近く予定していたロシア軍との共同演習の中止を正式発表した。
一方、米統合参謀本部のカートライト副議長は、欧州連合(EU)の議長国フランスが調停し、ロシア、グルジアが受け入れた緊張緩和のための基本原則に関連し、「ロシアは概ね停戦合意に従いつつある」との見方を表明。「グルジアに集結したロシア軍も撤退の準備を進めているように見える」と指摘した。