★阿修羅♪ > 昼休み12 > 349.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
<グルジア>南オセチア州都破壊 住民「露軍は解放者」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000056-mai-int
【ツヒンバリ(グルジア南オセチア自治州)杉尾直哉】ロシア、グルジア両軍が激しく交戦したグルジア南オセチア自治州の
州都ツヒンバリに13日入った。欧州連合(EU)の和平案にグルジア、ロシア双方が合意する中、グルジア軍の攻撃に
さらされた住民らは街中を行き交うロシア軍装甲車に手を振り、グルジア軍を追い出した「解放軍」として歓迎していた。
露国防省の外国人記者向け現地視察に英BBCなど9社の特派員15人と参加。日本からは毎日新聞だけだった。
ツヒンバリはロシア軍が完全に掌握。戦車の砲撃で破壊されたロシア軍平和維持部隊の駐屯地やロケット弾の猛攻を受けた
住宅密集地、ロシア軍の歓迎ムードなど、欧米メディアが伝えきれない現実の一端が見られた。
「ロシア軍が助けてくれた」−−。砲撃の衝撃で自宅アパートの一部を破壊された女性、フェーニャ・ジャビエワさん(60)は
そう語った。男性のユーラさん(70)も「ロシア人が来てくれて本当にうれしい。そうでなかったら街は消滅していた」と話した。
ロシア当局によると、今回の軍事衝突で、南オセチア住民約1600人の死者が出たという。この日までにすでに遺体が
回収されたといい、街頭では目にすることはなかった。
◇木立の影に戦車
欧州連合(EU)の仲介で停戦状態となり、激戦地だったグルジア南オセチア自治州ツヒンバリは13日、一応の落ち着きを
取り戻しつつあった。だが、ツヒンバリの北約20キロ地点ではロシア南部ウラジカフカスへ続く道の木立の下に、
ロシア軍戦車数台が隠すように置いてあった。自走迫撃砲などの軍事車両はあちこちにある。ロシア軍はいつでも本格攻撃を
再開できる臨戦態勢にあった。
ツヒンバリにはウラジカフカスからバスで向かった。ツヒンバリの北約15キロで軍の護衛付きの装甲車3台に乗り換えさせられた。
軍広報担当は「途中、グルジア軍が支配する地域を通過するので危険だ」と説明した。