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http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080803ddm003010142000c.html
◇「早く解散を」が最多−−公明支持層
調査では、望ましいと考える衆院解散・総選挙の時期についても四者択一で質問した。「できるだけ早く行うべきだ」が45%で最多。「来年春に行うべきだ」は22%、「年末・年始に行うべきだ」が8%だった。来年9月の任期満了まで「解散の必要はない」は13%。自民支持層が09年度予算成立後の来春を望み、野党支持層が早期解散を求める構図だが、公明支持層も「できるだけ早く」が最多だったのが目立った。
自民支持層は(1)「来年春」40%(2)「解散の必要はない」23%(3)「できるだけ早く」22%(4)「年末・年始」5%−−の順。ところが、公明支持層の答えは分散したものの、(1)「できるだけ早く」31%(2)「来年春」23%(3)「解散の必要はない」17%(4)「年末・年始」16%−−で、来年夏の東京都議選をにらみ、年明けまでの解散・総選挙を求める公明党の選挙戦略と一定程度符合する結果となった。
民主支持層、共産支持層は「できるだけ早く」がともに63%。無党派層の50%も同じ答えだった。
人事を「評価する」と回答した層は「できるだけ早く」が23%にとどまり、「来年春」「解散の必要なし」が合わせて61%を占め、新体制の実績を見守ろうとの意識が表れた。「評価しない」層は、「できるだけ早く」が61%に上り、人事への評価と解散時期への考えに関連性がにじんだ。
一方、内閣支持との関係では、支持層が「来年春」の39%、不支持層が「できるだけ早く」の64%が最多で、政党支持とほぼ同様の結果となった。
◇「福田首相では選挙戦えない」−−与党、落胆の声
内閣支持率微増に対し、与党内には落胆が広がり、自民党からは「福田首相では選挙は戦えないということだ」(幹部)との声まで飛び出した。
「改造内閣の大半の顔ぶれは地味で堅実。今は大きく評価されなかったが、政策を実行していけば評価されるのでは」
自民党の菅義偉選対副委員長は今後の支持率アップに期待をかけた。しかし、山崎拓前副総裁が「原油・食糧高騰対策など政策を明確に打ち出さないと浮上できない」と条件をつける中、別の党幹部は「改革路線を進めるか後退させるかがポイントだ」と述べ、改革路線の後退が目立った顔ぶれが高い評価につながらなかったとの見方を示した。
一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「本来はご祝儀で上がらなければならないが、全く評価されていないということだ。一番代わらなければならない首相が代わっていない。いくら他を動かしても奏功しない」と語った。