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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080805-00000067-san-pol
内閣支持率29・3% 麻生効果?初の回復 本社・FNN世論調査
8月5日8時1分配信 産経新聞
産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で、福田康夫内閣の改造と自民党役員人事後の2、3両日に実施した世論調査によると、福田内閣の支持率は29・3%で、過去最低を更新した前回調査(7月12、13日実施)の21・7%から7・6ポイント上昇した。不支持率は51・5%で前回より9・7ポイント低下した。内閣支持率は昨年9月の政権発足後から下落が続いていたが、回復は初めて。国民的人気が高い麻生太郎幹事長を起用したことなどが、一定の効果をもたらしたとみられる。
福田改造内閣の顔ぶれについては、改造前より「期待できる」が51・8%と半数を超えた。ただ、33・9%が「期待できない」と答え、改造内閣の印象も「代わりばえしない」(38・1%)、「特徴がない」(22・3%)、「バランスに配慮した」(20・0%)の順だった。「首相の独自色が出ているか」を聞いたところ、「出ていない」が52・8%と半数を超え、「出ている」は25・7%だった。
政党支持率は、自民党が27・0%(前回比4ポイント上昇)、民主党が26・6%(同比2・4ポイント下落)で、自民党は4カ月ぶりに民主党を上回った。ただ、次期衆院選後に期待する政権については従来同様、「民主党中心」(33・4%)が、「自民党中心」(19・2%)を上まわった。最も多かったのは「自民・民主両党が参加する大連立政権」で39・4%だった。
福田政権に対する評価で、「評価する」との回答が最も少なかったのは「経済政策」で7・9%、「評価しない」は80・0%に上った。ガソリンや食品などの物価上昇で国民生活が苦しくなる一方、政府が有効な対策を出していないことへの不満とみられる。「評価する」との回答は「指導力」も12・3%、「実績」も14・1%にすぎず、「福田カラー」の浸透はまだまだのようだ。
他の政策でも「評価する」との回答は「医療・年金問題への対応」が20・7%、「北朝鮮問題への取り組み」が12・8%、「外交政策」が18・0%にとどまり、いずれも「評価しない」が6〜7割を占めた。
最も期待する政策は「財政の無駄遣いの見直し」が28・2%で最も多く、次いで「医療・年金などの社会保障政策」(23・5%)、「物価・景気対策」(21・4%)の順で、他の項目を大きく引き離し、国民の関心の高さを示した。